まだ、小学生とか、中学生とかその頃の僕は


ありもしないことをただ想像するだけでしたから


これは、可愛いものでした。



それが、この歳 (いったい幾つかって?!それは秘密) になって


文字にするようになったから、もう始末が悪い。


あちこちに置いてるノートに、走り書きが、あちこちに散らばって


整理できません。


でも、その走り書きの中から、短歌になったり


こういう記事になったりするから、とりあえず


今のところは、害がないでしょ???



まるで、映画の一シーンを観るように、克明に


セリフ付きで、出てくるのです。


寅さんの映画で、寅さんがよくおばちゃんとかに


説明してたでしょ? そうそう、あんな感じで、


映画みたいに・・セリフ付きで。



・・・「そこへ、ちょうど、妙齢の美女が現れる・・・


そして、その美女はこう言うねー。・・・ねぇ寅さん


私でよければ、お伴しますよー。・・・黄昏時の


雨。「あら、雨だわ」・・・」 みたいなシーンを


ご存じの方は多いことでしょう。



まるで、そんな感じで、シナリオと絵コンテが


同時に出来上がる。


寅さんのは、コントみたいに、落ちがありますが、


短歌はちょっと難しいです。


それで、こんなのが、生まれます。


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なんとなく、別れを感じている、女性


彼女の携帯に彼からの電話・・・


着メロは、宇多田ヒカルさんの 「 Fly me to the moon 」


しばらくそれを眺める彼女・・・


「あと何回この曲聴けるんだろう・・・」ポロッ! と頬を伝わるもの。


そして・・・「はい、うん、いいよ。いまから行く・・・」


彼に呼び出された近くの 彼との始めてのデートの時の


喫茶店。


そして彼からの別れの言葉・・・不倫の恋の終わり。


泣かない彼女。軽く受け流す言葉。少し笑顔さえ見せる彼女。


彼は、レシートを手にして、店を出て行く。


一人残る彼女。窓に映る彼女の姿、遠くには


歩いて去って行く彼。



部屋に戻る彼女。それまでこらえていた感情が


一気にあふれて、こぼれる。


もう、恋なんかしない。


彼にもらった指輪を、静かにはずす。


止まらない涙。声になる涙。


こぶしで、テーブルを何度も何度もたたきつける。




 クリップ  もう今は



  

  

     泣いてもいいよね

     さっきまで



     頑張ってたし


     別れる時も クリップ


かず



今夜も、全国の失恋ファンに贈ります。