ちょっと流行りなのか?
自分が子供の頃、4チャンネルステレオがブームになったことがあった。
レコードに4CHを別トラックで記録したものもあったが、2CHから疑似的に広がりを作ったステレオもあった。
いわゆる位相をずらしてLRスピーカーの外側からも音が出ているように錯覚させる技術である。
4チャンネルステレオは一時のブームで終わってしまった。
その後、SACDなどが出てきた時に音楽もサラウンドでと5.1CH収録されたものが出てきたがこれもあっという間に消えてしまった。
一方映画などのコンテンツはサラウンドが一気に広がり今では5.1CHで収録されたコンテンツがほとんどになっている。
そんなAVアンプにはせっかくマルチスピーカーになっているのに2CHしかない音楽を2つのスピーカーしか使わないのは勿体無いと2CH素材をデジタル処理してバックのスピーカーから残響音を作り出して流すなどのマトリクスサラウンド処理が装備された。
しかし自分的には効果が強すぎて好みではなかった。
今回の空間オーディオはもう少し高度なようだが、基本は2CHの音源から作り出しているのでディスクリートなマルチチャンネルとは次元が異なる。
アナログレコードがリバイバルブームになっているように行きつくとこまで行くと逆に戻っていく現象があるのだと。
チープな位相加工の広がりステレオではあるが、技術のことなど気にせずどっぷり音楽に入り込めばそれはそれなりに心地よいのだ(笑)
