ビジュアル分野の話である。
いま時はVRやら8Kやら・・・映画館でもシートが動いたり臭いがしたり・・・
その昔、バブル時代はやはり新し物好きだった僕はいち早く新しいものを導入した。
テレビは37インチブラウン管。とても一人では持ち上げられない重量級。その当時では最も大きな画面サイズだった。
5畳ほどのワンルームマンションで1.5mほどの距離で見ていた。
その後広いマンションに引っ越して100インチのプロジェクターを導入した。当時個人宅でプロジェクターなんて持っている人はほとんどいなかった。しかもCMのCGを手掛けていたので実際に流れるCMを見たいということで14インチのテレビをスクリーンの下に5台並べて全局の放送を見られるようにしていた。もちろんプロジェクターも含めて全部ブラウン管である。
とにかく新しいものを導入すると感動する。しかしその感動は短い。一ヵ月もすれば当たり前の設備に見えてくる。
そしてまた新しいものが欲しくなる。
ハイビジョンが始まると34インチのハイビジョンテレビを導入。
まだmuseハイビジョンでNHKしか番組を流していない時代である。
その後50インチプラズマテレビの導入。これも大迫力だった。
3Dテレビは今入れている60インチの液晶で初めて自宅で見たがずれずれの視差は実に未完成品。家庭用3Dが廃るのが早い理由が分かった。
3Dや体感型シートはずいぶん昔からイベント会場で体験していたので近年映画館でやっている4Dなどにあまり興味が無い。
そもそもその特殊映像の制作などをやっていたので仕組みもデメリットも良く知っている。
60歳手前のジジイにとってワクワクする新技術なんてなかなか見つからない^_^;
小5の時に味わった大阪万博のような刺激が欲しいものだ(笑)