今月57歳になるわけだが子供のころ考えていた57歳とはやはり違う気がする。
テレビに出てくる有名人など見てると70歳、80歳でもぜんぜん元気にいろんなことをやっておられる。
なので僕も何とか元気で仕事をしていきたいという意識は充分にある。
ただ若いときのように先のことも考えずがむしゃらにとはいかないのが高齢者の難しいところ。
基本的に守りをベースに攻めていかないと足元救われると生活保護やホームレスへ一直線となってしまう((+_+))
現状、ありがたいことに親の建てた家の土地を使ってスタジオを立てているので家賃などは発生してない。
親ももう亡くなり母屋も使わなくなったのでどうするか。
同敷地の隣の建屋で姉が住んでおり看板関係の自営業を営んでいる。
姉は僕の三つ上なのでどちらも老後のことが気になってきている。
そこで思い切って母屋をつぶして姉弟のシェアハウスを作ろうかという話が起こってきた。
今住んでいる建屋はどちらも2階建てなので老いて足が弱ると2階が使えなくなる。
車イスや寝たきり、ヘルパーさんに来てもらうなど介護レベルのことも考えた平屋を設計してみようということになった。
もちろん今からローンなど組めるはずもなく現金で建てるわけだから老後の蓄えを残したうえでの現金支出ということでそんなに豪華な家を建てる気はない。
施設に通うことを思えば自宅で介護レベルができれば安心かなということである。
姉弟、子供のころからあまり仲は良い方ではないが歳と共に二人しかいないのならある程度寄り添って生きた方が安心かなと思ってきたところはある。
ま、それでもまだまだお互い仕事でバリバリ働いているので実際にはそんな弱気な発言はない(^^ゞ
いずれ70、80、90・・・と生きていくとそうなるだろうという予想の中、何事にも余裕のある今の時期に計画しておくのは正解かなと思ったりしている。
物欲も減ってきた今、やはり使うところは出てくるわけで貯めて置いてよかったと思う瞬間である。