開城直後、新政府軍の砲弾で崩壊しかかった鶴ヶ城
 
 

 

 

忘れじの言の葉

 

 

言の葉を紡いで 

微睡んだ泡沫
旅人迷いこむ御伽の深い霧
差し伸べた掌 

そっと触れる予感
受け止めて零れた光の一滴
面影虚ろって 

微笑んだ幻
想いの果てる場所まだ遥か遠くて
求め探して 

彷徨って 

やがて詠われて
幾千幾万幾億の旋律となる
いつか失い奪われて消える運命でも
それは忘れられる事なき物語

指先を絡めて 

触れる誰かの夢
刻まれた想いのこだまだけが響く
言の葉を紡いで 

微睡んだ泡沫
旅人の名前を御伽噺と云う
求め探して 

彷徨って 

やがて道となり
幾千幾万幾億の英雄は往く
いつか失い奪われて消える運命でも
それは忘れられることなく此処に在る
求め探して 

彷徨って 

やがて詠われて
幾千幾万幾億の旋律となる
いつか失い奪われて消える運命でも
それは忘れられることなき物語

 

 

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この歌、
歌詞が心に刺さるのです。
この歌を聴くたびに、いろんなことが浮かぶ──
いろんなことが…
いろんな人たちが…
りまりまさんのブログを読んでいて、思った。
 
 
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何もなかったとは

言わせない。

誇り高き民が、

処分という形で、

世界の争いを一旦収束させるために

起こった事実、

そしてその後について…

後の世を思いながら繋いでくれた歴史…

だから、

世界が、

みんなが

幸せになっていなければなけらばいけないのだから。

 
 
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ほんとにね…
これ読んで、泣きそうになったよ。

後の世を思いながら彼らが繋いでくれた歴史…

だから、

世界が、

みんなが

幸せになっていなければなけらばいけない。

そうだよね…

彼らの命は、

後の世に「種」となって蒔かれているのだから。

彼らの蒔いた種を、想いを、芽吹かせること。
花を咲かせること。
そうなんだよね…
彼らからのバトンを後の世にきちんと繋いで行かないとね。
そう思った。
 

 

『琉球新報』が、

こういう記事を書くの、すごくわかる。

琉球処分…

会津処分…

彼らにはわかるのだろうね。

会津の人々の気持ちが。

りまりまさんの言う通り、

『会津処分』というキーワードで検索しても、それらしきものは出て来ない。

なぜだろう?

言葉を消すのは簡単だよ?

でもそれで歴史が変わるわけじゃない。

起きたことは史実として残すべきだと思う。

古事記や日本書紀に、都合の悪いことを書かなかったみたいにしちゃ駄目だ。

わたしはそう思うよ。

 

 

 

 

幾人の

涙は石にそそぐとも

その名は世々に朽じとぞ思ふ

 

 

松平容保公が

会津藩士たちへの想いを込めて作られた哀悼の歌。

忘れてはならない物語がある。

会津と琉球──

北の国と南の国。

明治維新後、

処分を下された「二つの国」があったことを、

わたしたちは忘れてはならない。

 

 

尚、記事中の写真はすべてお借りしたものです。

ありがとうございました。

そしてりまりまさん。

リブログさせて頂きました。

いつも本当にありがとうございます🧡