森田晃樹の右サイドバックっていうのは本気で言ってんのね。
てなわけで、今節も右サイド(バック?)で出場。
で、ゴール!
え?ホントにこのかたちを狙っていたか?
でも、この森田のコンバートで混乱を起こしてるわけではないし、ヴェルディとしては相変わらず皆があちこちにグルグル回りながら?縦横無尽に駆け回って攻撃をするスタイル。
その過程で、ポコっと穴が開いてしまうんだろうな。
やってはいけないペナルティエリア前でのファール。
からの、
ああ、もう、この人に、あのコースに蹴られたら・・・
と、とても簡単に想像できることをやらせてしまった。
遠藤保仁に、そこはどうやってもとれませんというゴール隅にフリーキックを決められる。
逆点のコーナーキックも見事で、この日は「夏休み 遠藤保仁ショウ」となった。
そのコーナーキック、ゴール前の争いは、ボニは山田大記に負けた。
というのを含めて、基本的にジュビロの選手のポテンシャルがヴェルディの選手のそれより高いと言えた。
ただチームとしてはちゃんと張り合えてたと思う。
ヴェルディは良い攻撃がいくつもあったし、それが得点に繋がっていれば、ちがう展開が・・・たられば~
もしくは、1点先行したところで、もう逃げるサッカーしたって良かったよ。オレ的には。
やっぱ、まともに向き合っちゃうんだよなあ。
まともに向き合うとポテンシャルの差が出る。だから何か策をもってやらないと。ジュビロはめちゃくちゃ強いってわけではなかった。だから付け入る隙はあったはず。
ジュビロはここのところ勝ててなかったらしく、ちょっとチームとして自身が無いような雰囲気だったからなんとか出来たかも。
ヴェルディとジュビロは相性が良いっていうか、同じような趣向だから見ていて面白い。
今節も、ピッチの3分の1を使ったミニゲームのようで、お互いにらみ合いながら短いパスをつなぐ、という状況が多く、これ、昔、横浜で見た2008年のクラブワールドカップ3位決定戦、ガンバ大阪vsパチューカを思い出したよ。
そう、その中に遠藤保仁もいました。
あの試合も異様な雰囲気で、お互いずーっとパスワーク合戦で、それがブレイクするまでの緊張感が面白かった。
この試合も、声援ができないことで生み出される静けさが、より緊張感をもたらした。
あとね、DAZNの中継見てて、カメラアングルが良いなと思った。
なんだろう、ちょっと広角と言うべきか、他の競技場からの中継と画面が一味ちがう。
サッカー専用の競技場で、近くて高いところから撮ってるからか?
それでこの両チームのサッカーがとても流動的で絵面が良いのだ。
お互い、妙な奇策を打ったり、むやみやたらにファールで止めたりしないチーム同士だからね。
だから、そういう美しいサッカーでまともに向き合ったら、ジュビロがちょっと強かったということですな。
うーん、今回の負けはちょっと厳しいなあ。
結果もさることながら、力の差が如実に表れたかもしれない。現在地が見えた?

