もうオリンピックが終わって5日くらい経ちましたが、勝手に総括したい、その2。
柔道。「ヘイ、ジュードー 勝てまへーん」と開会式でポール・マッカートニーが歌ってたけど、いや、歌ってなかったか。
「ジュリー」ってなんだ?!沢田研二か!「柔理」か?英語なんて使わせねーぞ!
例の海老沼の判定の件。第4の審判ってことは分かる。違う角度から見てるのとビデオ判定してんだっけ?でも判定を下すタイミングがおかしい。
主審副審の判定が違うなら、その時点で、もしくは「やめ」の区切りの時に言うべき。
少なくとも、「ジュリー」に最終的な裁定権があるなら、旗判定の前に判定を告げる。だからその場合は旗判定は無し。と、すべきでは?
だって、青旗3本上がってたのが、ジュリーが違うって言ってから白旗3本になるって・・・
ルール改正については日本もいろいろ尽力してるみたいですが、この判定システムの改善にまた労力を使わねばならぬのか?これはもう、技の認識うんぬんでなくて、柔道界の政治の問題なんだろーなー。
日本人選手が勝てなくなったってのは、競技がワールドワイド化したからしょーがない。と、選手や指導者側からは言えないでしょうが、まあ、そういう面はあるでしょう。
とにかく、なあんかスッキリした試合を見ることが無かったなあ。ずーっと袖のつかみ合いみたいな・・・後日にレスリング見てたら、「あ、同じだ」と思った。
でもやはり柔道発祥の国なので、よその国が知らない秘技、奥義を知る人がいるはずだあ!というのは希望。
もう、この「JUDO」をポイント制の競技と割り切ってやって、日本においては別の、というか本来のルール、というかスタイルの柔道をやる、とかしたらどうだろう?「待て」無し、周りは木の壁、みたいな。
とにかく選手が、誰に向かって言ってんだか、「負けて申し訳ありません」と口々に言うけど・・・
絶対に負けてはいけない、ということばかりじゃなくて、絶対に勝ちたい!というメンタリティはあるのかな?
銀で終わったけど、中矢力は得意な寝技にあえて持ち込むという、自分よがりな柔道をしてたと思う。「柔道楽し━━━━!!」みたいな選手がいていいと思うよ。
今回のオリンピック、各競技で各選手が土壇場でメンタルコントロールをしてる場面がありました。笑ってみたりして。
金メダルの松本薫みたいに最大限に高めていくのもひとつの方法。(でも彼女は他のひとに抑えてもらうらしいけど)逆に試合前、ちょーリラックスする選手がいてもいいと思う。
柔をよく剛を制す。