Let Me Hear 作詞・作曲・編曲:Fear,and Loathing in Las Vegas
You guys do not notice that we are gifted just by being humans
「君たちは人間であることによって、みな、そばにある才能に気が付かない」
We are absolute predators
「我々は無条件の捕食者だ」
We do not even have any enemies
「一人も敵などいない」
Maybe there are other animals watching us and thinking that someday “we will beat them down”
「もしかすると我々の他にいつの日か“我々はお前たちを叩きのめす”と考えている動物がいるのか」
Oh We have the brains to think hard
「私たちは難しいことを考えられる頭がある」
Wear our favorite clothes
「私たちは気に入った服を着ている」
We are at no doubt human beings
「わたしたちは間違いなく人間だ」
Many small lives
「たくさんの小さな命」
They were born
[They were born]
with the fate
[with the fate]
of dying for someone
[for someone A human baby]
A human baby
「人間の赤ん坊は誰かの死によって、運命と共に生まれる」
[誰かが人間の赤ん坊のために、運命と共に生まれる]
When will they find out
[When will they find out the true fact yeah]
that at the point they were born, we are
[we are winners]
(the)winners of Earth
「いつ彼らは地球に生まれた時点で、自分たちが勝者だという事に気が付いてくれるだろうか」
[いつ彼らは自分たちが勝者だという事実に気が付いてくれるだろうか]
ああ ひとり泣いていた となりのきみが問いかける
だから僕ら寄り添い生きる 煌めくまで
For what have I been living for?
「何のために生きているんだろう?」
When will I find out the answer?
「いつ答えを見つけ出せるのだろう?」
An answer that is only for you
「すなわち君だけの答え」
What will myself and (the) first scenery I saw
「僕が最初に見た景色は何だったのだろう」
Look like?
「見た?」
It's my face, my face
「それはもう一人の僕、もう一人の顔」
Shut up! I read this inside the book I read before
「黙れ! 私はすでにこの本の内部(内容)を読んでいる」
[The book I read before]
[私はすでにこの本を読んでいる]
According(to) Maslow
「マズローに従って」
[According(to) Maslow]
[マズローに従って]
There are five steps (in a) human's desire
「五歩先に人間たちの欲求がある」
To live a long long life to stay safe and to receive
[Baby]
[赤ん坊よ]
love from others
「長い長い人生を安全な場所に住み、他から愛情を受けて送るために」
To get respect from
[Baby]
[赤ん坊よ]
others,To get closer
[Yeah]
to your ideal
「君の理想に尊敬(共鳴)した他人が近づいてくる」
[Yeah]
That's what it said
「(それは)そう言った」
[Yeah]
No matter how hard other animals try,
they probably can't go over the first step
「たとえ他の生き物が一生懸命試したとしても、おそらく彼らは第一歩を越える事は出来ないだろう」
That is how intelligent we are and, (an animal) filled with greed
「どうやったら僕たち(と生き物)の知性と欲を満たされるのか」
But that is probably why we can still live
on the top of the food chain
in this blue planet although we have weak bodies
「しかしおそらく、私たちが弱い肉体を持ちながら静かに生き続けることが出来るのは、この地球の中で食物連鎖の頂点にいるという理由だろう」
ああ また君の目に いつもの朝が 映り込む
流れる 涙が きえてゆく
For what to live for
「何のために生きるべきか」
Think deeply as you live yeah
「君が生きることに深く考えてみて」
Cuz you humans are (the) only ones that can do this on Earth
「人間が地球上でただ一人だけしか出来ないことだから」
新しい答えを
What is it that you want to get in your right hands?
「君は右手で何を手に入れたい?」
Let me hear
「聞かせてほしい」
Tell me your new answer
「わたしに君の新しい答えを話してほしい」
Prove that you are different from monkies
「君が猿たちとは違うという事を証明するんだ」
If there is nothing to crave for, humans will die in a way
「もしそこに何も渇望するものがなければ、人間は死にゆくだろう」
Don't you think so too
「君もそう思わない?」
Let me hear, Let me hear, Let me hear
「(だから)聞かせてほしい、答えを聞かせてほしい、わたしに答えを聞かせてほしい」
今回から少しだけやり方を変えてみたところ(ノートに書き込みからオールPC)、
思いの外サクサク作業が出来たので、今後もこの方法でいこうかなと思いました。
前回書いていたものとは別の歌詞の和訳になります。
2015/1/7に発売されたシングルで、アニメ「寄生獣~セイの格率~」のOP曲です。
私個人としては、AC版ガンダムマキブ(編集の仕方に異議を唱えたい)と
ブリュンヒルデ(絵と曲がミスマッチすぎた、世界観全体で考えれば合っているとは思う)
の事があったので、色々と戦々恐々しながらアニメを見ていたのですが、
とにかくOPの絵と曲がマッチしていて衝撃を受けました。
歌詞も和訳していくうちに寄生獣の世界観とマッチしている部分が多くて、二重で衝撃を
受けました。
歌詞中にある「Cuz」は「Because」のネットスラング的な単語のようです。
英語圏では文章の中に「Because」という言葉が何度も出てくるメジャーなもので、
(日本でいえば“しかし”や“それは”みたいな感じですかね?)
会話をしていると「Cuz」という発音に聞こえることから用いられている模様。
(早口で話すと“Be”の部分は弱くなるっぽい?)
最後の方にある「monkise」は「monkeys」の誤字…なのでしょうか??
ネットスラングなのかなと思って調べてみたのですが、ヒットしなかったので、
流れ的に“猿”と訳した方がいいのかなと思い、勝手に“monkise”=“猿”として
訳してみました。
Maslowも単語としてヒットしなくて調べてみたところ、アブラハム・マズローというアメリカの
心理学者の事のようです。人間性心理学の最も重要な生みの親と言われているそう。
……と、wikiに載っていました。先生!
Let Me Hearの意味は「私に聞かせて」です。
ミギーが新一対して言っているような感覚です。歌詞を訳しているときも、ミギーの
人間に対する疑問や希望を想像してみながら作業していた思い出…。
歌詞はパラサイトvsミギー(新一)という印象が強いです。
パラサイトは人間に対して強い好奇心を抱き、そして征服しようと企む。
ミギーも最初こそその意思を持っていましたが、新一と交流するにつれて変化していく
描写が何ともいえない気持ちになります。胸が熱くなります。
インタビュー冊子を見る限り、Soさんも寄生獣読んでいたようで…。
この時の作詞作業にSoさんが関わっていたのかは不明ですが、本当に寄生獣という
世界観をLasVegasらしく表現していて、好きです。
(原作ファンの方はどう感じられているかは不明ですが…)
今回はわずかに自分の解釈を含めて日本語に直してみているので、前回以上に
おかしい部分があるかもしれません。最後のLet Me Hearは完全に別物です。