生れながらのアドラー女子・蘭子(香里奈さん)と、嫌われたくない新米刑事・青山(加藤シゲアキさん)のちぐはぐコンビが事件を解決していくドラマ『嫌われる勇気』
今回は、デジタル操作を得意とする8課の刑事・三宅隆俊役を演じている桜田通さんにインタビューさせていただきました
◆素晴らしい先輩方に囲まれている素敵な現場
ーー今回の三宅隆俊役を演じるにあたって、意識していることはありますか?
桜田:三宅くんはとてもマイペース。自分の空気を壊さないキャラクターなので、あえて他の方々との会話に乗らないように意識して演じています。
ーーなるほど。3話の柔道シーンでは、青山(加藤シゲアキ)が蘭子(香里奈)に投げられるシーンをこっそりと動画に撮っていましたよね(笑)。それもご自身で役作りを?
桜田:なんとなく「撮っていたら三宅っぽいかな~」と、その場で思いついてやってみました。オンエアを見たら案外分からなかったんですけど(笑)。
ーーデジタルが得意な三宅くんは、Twitterで実況ツイートをしているとの噂も聞いたのですが…。
桜田:僕は存じ上げないですね、なんにもわからないです(笑)。噂には聞いているんですけど…なんなんですかね(笑)?
三宅隆俊 偽物です(怯え声)@TM_private_workそれでは皆さん、また来週。僕個人が特定されて大問題にならなければ、第4話でもいろいろツイートできるはずなので(怯え声)おやすみなさい。 #嫌われる勇気
2017年01月26日 22:55
ーー桜田さんも知らないんですね!これ以上は聞かないでおきます…(笑)。撮影現場の雰囲気はいかがですか?
桜田:みなさんの会話にたまに参加させてもらうんですけど、本当に素晴らしい先輩方ばかりで恵まれている環境だなぁと感じています。
ーー共演者の方で「この人のここが意外だった!」というエピソードはありますか?
桜田:升さんがよくおしゃべりをされていて、もっと厳格な方かと思っていたので意外でした。良い意味で優しくて、気さくで素敵な方です。
◆蘭子さんの気持ちはすごく分かりました。
ーーアドラー心理学の教えの中で印象に残っているものを教えてください。
桜田:2話で登場する「人が怒って大声を出すのは、相手に納得してもらうという目的のために"怒り"の感情を利用しているだけ」といった考えは本当にその通りだと思いましたね。怒っている時でも、感情で突っ走らないで考えていることを話せば相手には充分伝わる。そこで大きな声を出すのは無駄なエネルギーだなって。
ーー桜田さんご自身は?
桜田:イライラすることはあるんですけど、人に対して怒るってことはなかなかないですね。昔よりは、感情を出し入れできているんじゃないかな。
ーー蘭子と青山だったら自分はどちらに近いと思いますか?
桜田:蘭子さんだと思います。僕も嫌われないために空気をよんで…というよりかは、空気を壊してでも自分の意見を言っていくようなタイプなので、蘭子さんの気持ちはすごく分かりました。原案を読んだ時にも「あ〜この考えはわかるな」「この考え方は納得できるから僕もこうしよう」と思ったことが多かったんですよね。
ーーでは、「楽に生きている」ということ?
桜田:う〜ん、心から実践は出来ていないんで、楽とまではいかないんですけど…。とはいえ、自分の意見を言えないで死んでいくよりはマシかなと思っています。
ーー最後に「嫌われる勇気」をご覧の皆さんにメッセージをお願いします!
桜田:共感したり、共感できなくてもこんな人たちもいるんだな~と楽しんで見てもらえたら嬉しいです。素敵な共演者の方ばかりなので、僕に限らずいろんな方に注目していただけたらと思います。ぜひ、見てください!
桜田さん、ありがとうございました!
本日よる10時からの『嫌われる勇気』でも、三宅くんの行動に注目してみてくださいね
今回インタビューさせていただいた桜田通さんのブログでは、撮影現場の秘話も公開中です!ぜひ、ごらんください