だいぶ時間がたってしまいましたが

10月2日に医療用タトゥで色付けした乳頭乳輪の変化の続編です。

前回の①の記事はこちら

 

乳頭乳輪からの浸出液が出る間は

ワセリンをぬってガーゼで保護するよう指示を受けてましたが、

3日目の夜にはもう出なくなったので、処置をしないで寝たところ、

朝起きてパシャマを脱いでみたところビックリ仰天( ゚Д゚)

なんと乳首がボロボロになっている!!!!!

 

タトゥで皮膚を気づけた際に皮膚表面ににじんでいたのであろう

血が固まってカサブタになっていたのが

一部がはがれだしていていたのです。

 

カサブタがはがれる時にまだ定着してない一緒に色付けした皮膚も

べローンとはがれてしまうこともあるから注意してと言われてました。

だから先生に言われた通り、ガーゼ外す時は

シャワーで濡らしてから外すようにしたりと慎重にしていたのに

油断したらこの様です。
 
どうしようと一瞬テンパリましたが、
よく見ると、カサブタのはがれた皮膚は色がついたままで
はがれていないのでホッとしました。
カサブタの下から出てきた皮膚の色は薄まってい
反対側の乳首の色合いに近くなっていました。
あのどす黒い色はやっぱり血だったことを改めて実感し、
「いい感じになってきているかも?」と
少しうれしくなりました。
 
その後も心配だったのでワセリン∔ガーゼで保護を続け
一週間後に形成外科に経過を見せに行きましたが、
胸のカサブタのことを話したところ問題ナシでした。
 
その際に先生から
これから乳輪の周辺も次第に色が抜けて
自然な感じにぼやけていくと説明を受けました。
 
色は前より落ち着いてきたものの
乳輪が反対側より大きすぎるのを不満に思っていました。
先生がひょっとして寸法測り間違えたのかな
それともガイド線を引くために作ったシールを
大きく作りすぎてしまった?と考えたこともありましたが、
すべて計算づくでやっていたのだとわかり
改めてその腕の凄さに感服したとともに
ミスかもと一瞬たりとも疑っていたことを心の中で謝ったのでした。
 
話は少しかわるのですが
タトゥの処置をされている時に担当医の中尾先生に
疑問に思っていることをいろいろ質問してみました。
 
乳頭乳輪の再建の方法では医療用タトゥ以外に
身体の中でも色が濃い目の鼠径部(おまた)などの
皮膚を移植する方法もあります。
その方法は提案されなかったので
静岡がんセンターではやってないのかと思ったのですが
やらないことはないそうです。
ただ、その方法はまた身体に新たな傷をつけてしまうことと
乳輪の外周がぼやけずに、色の差がくっきり出てしまうため
おススメしてないとのことでした。
 
今乳首を鏡でみると色的には左右差は感じられなくなりました。
再建した右側の乳輪の方がまだ大きいけど
これからさらに色が抜けて同じ感じになっていくと思う。
 
唯一にして最大の悩みは乳頭がタトゥの処置より
余計に高さがつぶれて平面的な乳首なことですが
これはもう仕方ないものと思っています。
 
8月にオンラインで乳頭乳輪再建セミナー受講した際に
その講師を務めていた医師は自分の患者には約一年間
乳頭保護機をつけさせていると言っていたので
そのことも中尾先生に聞いてみたのですが、
半年つけていればその後の変化はほとんどないので
静岡がんセンターでは半年にしているとのことでした。
 
つまり半年でつぶれてしまったものは一年やっても同じことらしい。
気になるなら健側の乳首をこれから移植することもできますと
ご提案いただきましたが、
反対側も大きくないから立ち上げて再建したわけだし・・・。
そこまではもう高望みしませんよ!
 
ちなみに今日はこれから先日の2年検診の結果を聞きに
静岡がんセンターにいくのですが
乳腺外科のあと形成外科でも診察を受けます。
では、今から行ってきま~す。