一つ前の記事(⇒)の続きです。

 

乳房再建のため遊離下腹部皮弁移植手術を受けている最中

もしくは直後に生理が始まってしまいました。

尿管が股から出ている状態でナフキンをつけていると

横漏れが心配で早く尿管を外してほしいと思い続け

ようやく夕方になって外してもらえました。

 

さて、尿管が外れたら当たり前ですが

トイレで用を足さないとなりません。

身体にはまだいろいろ付属品がつけられているので

それらを引き連れてトイレに行きます。

 

寝ている時どんな格好かというと

 

左手には点滴がつけられ、

ベッドの外左側には点滴バーが置かれています。

マット上の右側には、ドレイン、硬膜外麻酔、

されには治験に協力したので傷口の血流測定モニターまであり

袋が3つ並べられた状態です。

 

起きる時にはまず3つの持って起き上がり

左側からベッドを降りて、袋を点滴バーにかけて、

そして点滴バーにつながっている電気コードの

プラグ2つをぬいてからやっと移動できます。

だから漏れないように尿意を感じたら

早めに移動開始しないとなりません。

 

けれど苦労してトイレに行って便座に座っていても

ちっとも出なくて、行っては戻り、また行って、

を2時間ちょっとの間に3回繰り返しました。

 

尿意はあるのに出ない、

ベッドで寝ていてもソワソワする状態に

明らかにこれは変だと感じました。

これから始まる長い夜にこんなに

トイレに何度も行き来していたら

自身が眠ることができないだけなく

お隣さんにも迷惑をかけてしまうかもしれません。

 

それで、看護師さんにお願いして

再び尿管を入れてもらいまいた。

その処置をしたとたん、

尿をためる袋に勢いよくたまっていったそうで

驚かれていました。

 

尿管を入れていると尿道が腫れて出にくくなるそうです。

また生理中ということも影響しているかもしれないとも言われました。

子宮が腫れて大きくなって尿道を圧迫しているのでしょうか?

その真偽は?ですが、尿管を再び入れたことでその晩は

もうトイレに行かずに済み、さらに尿取りパッドを

ナフキンの下に敷いてもらったので、

安心して眠ることができました。

 

尿管を長い間入れていると余計出にくくなるということで

翌朝には取り外しました。

また出なかったら別の処置を考えるとのことでしたが

それからはちょびっとずつですが出る用にはなりました。

でも硬膜麻酔の薬を管が外れるまでは

一時間ごとにトイレにいく頻尿が続きました。

この麻酔の副作用に尿が出にくくなる

というものあるとのことでした。

 

硬膜麻酔はお腹の痛みを抑える麻酔で

子宮系の手術を受けた友達はやっているのですが

彼女たちから頻尿に困ったと言う話は特に聞いてません。

副作用の出方も人それぞれですね。