静岡がんセンターで乳がんの切除・乳房再建で

合計3回の手術をしたが、実にそのうち

2回が生理にあたってしまった。

一回目は生理後半の終わりかけだったが

二回目である9月19日の手術の時は

手術が終わった直後に始まってしまった。

 

女性の場合手術日に生理になったどうしようと

心配な人も多いと思うので

富士子の体験を紹介したいのだが、

その前に全身麻酔を使った手術の時の

パンツ事情から話を始めたい。

 

手術室に向かうときは手術着を着ているが

パンツは従来のものを着用してでかける。

手術中はもちろん翌日までトイレに行くことができないので

尿道に管を入れておしっこをとっている。

尿管を入れる処置を手術室でするときに

履いていたパンツは脱がされ、

その後T字帯(早い話がふんどし)がつけられる。

図解するとこんな感じ

 

 

T字帯は入院時の指定持ち物で手術室に持っていく。

静岡がんセンターでは手術室にもっていくものを

袋にまとめて入れておき袋に名前を書いておくように言われる。

ちなみにその袋に手術室で脱がされたパンツが入って戻ってきた。

 

手術の前日にオペ室の看護師さんから説明を受けるので

その時に生理中、生理が来そうなことを伝えたら

持ち物袋の中にナフキンを入れておくようにとだけ言われた。

 

ナフキンを敷いていてもT字帯というのは

薄い晒で作られていて、装着してもゆるゆるの

「ふんどし状態」で横漏れが心配だ。

そんなT字帯では心もとないので

妹から借りたT字帯も合わせて持って行った。

これは妹が沼津市立病院で子宮筋腫の手術をしたときに

使ったヤツで生地もあつくてオムツカバーみたいな感じだ。

どちらのT字帯を使うかお任せしたが

昨年11月の部分切除手術の時は妹から借りたもの使っていた。

今年9月の再建手術の時はどちらかわからない。

 

ICUで一晩あかした朝、まだ起き上がれない状態の時に

看護師さんに着替えさせられたので確認する余裕なかった。

その時に生理が始まったことを教えてもらった。

手術の際に念のため敷いていたナフキンに

ちょっと血が付き始めているとのことだった。

 

ICUではT字帯からショーツに着替えたのだが、

管はまだ股から出たままである。

管を挟んだ状態でナフキンをしていたら

密着しないので横漏れが心配だ。

しかもこれから血量が増えていくというのに・・・。

病室に戻ってもシーツを汚さないか

気が気でない状態で寝ていた。

 

尿管は歩行チェックをして歩いてトイレに行ける状態と

判断されたら外してもらえるという。

当初チェックは手術翌日の午後に予定されていた。

しかし、先生たちがオペ終わるのが伸びており

まだ私も身体もツライだろうから

明日の朝にしましょうかと提案されたのだが、

それでは困るとお願いして翌日の夕方に

なんとかチェックに来てもらった。

 

実はその時はまた熱が上がりだして

頭フラフラだったのだけど、

尿管を外してほしい一心で必死に歩いた。

先生たちからも「翌日でここまで歩けるのは凄い」と

ほめられ外してもらえることができたのだが、

実はその後トラブル発生で

再び尿管を自分から頼んでつけてもらうハメになった。

 

そのトラブルについては、明日に続く。

 

今日はこれから静岡市に

大道芸ワールドカップを見に行ってきます。