氷見駅のぶり瓦
2023年12月25日。
観光列車ベル・モンターニュ・エ・メール(べるもんた)1号で氷見にやってきました。
さっそく駅の外に出てみます。
外から駅舎を眺めていると…
あれ？
屋根の上に何かがいっぱい…
拡大してみると、魚のしっぽ…？
実はこれ、ブリの形をした雪割り瓦だそう。
氷見はブリの水揚げで有名なことからこの瓦が設置されています。
道の駅ひみ番屋街へ
帰りの列車までには時間があるので、氷見観光へ…！
行きたい場所は駅から離れていて、しかも月曜なのでちょうどいいバスがない…
ということで、仕方なくタクシーを利用します。
乗車中、建物に忍者ハットリくんのイラストが描かれているのを見かけました。
氷見はハットリくんの作者、藤子不二雄Ⓐ先生の生まれ故郷なのです。
上庄川にかかる大きな橋、比美乃江大橋を渡ると目的地です。
目的地・道の駅ひみ番屋街に到着しました！
氷見の新鮮な海産物や特産品が販売されているほか、お食事処や温泉施設まである大きな道の駅です。
さっそく中へ…
館内の鮮魚店を見ると…
丸々と育った大きなブリが並んでいました！
これが氷見の名産、「ひみ寒ぶり」です！
ひみ寒ぶりとは、氷見魚ブランド対策協議会が定めた期間に富山湾の定置網で捕獲され、氷見漁港で競られた6kg以上のブリのことを指すそう。
寒ぶりと認定される時期は１年の中でもわずかなのですね…
今年(2023年度)の寒ぶり宣言が出たのは旅行2日前の12月23日。
まさに、今が寒ぶりの旬です！
とろけそうなひみ寒ぶり
せっかくこの時期に氷見に来れたので、旬の寒ぶりを味わってみたい…！
ということでやってきたのは敷地内にあるレストラン、「番屋亭」です。
玄関の前にひみ寒ぶりの箱が置いてあります…！
お店に入ってしばらく。
やってきましたひみ寒ぶり…！
寒ぶりのお刺身盛り合わせ。
脂の乗ったお刺身がキラキラと輝いています…！
……！！
口の中でふわっととろけてしまいました…！
まるで大トロのような舌触り。
本場の旬の寒ぶりってこんなに脂が乗ってて美味しいんですね～！
とっても感動してしまいました。
そしてこちらはぶり大根…！
しっかり炊き上げられたぶり。こちらも脂が乗り切っていてとっても美味しいです…！
しっかり味の染みた大根と一緒に食べると温まりますね～
旬の寒ぶり。本場で食べるお味は最高でした…！
また行きたい…
氷見温泉の足湯
お食事も済んだところで、道の駅をぶらぶら。
外に出てみると、写真スポットが。
「ひみぼうずくん」という藤子不二雄Ⓐ先生がデザインされたキャラクターだそうです。
歩いていくとその先にあったのは足湯。
もうもうと湯気が立ち込める建物の中にありました。
泉質はナトリウム塩化物泉。
しばらく浸かって温まりました。
ちなみに敷地内には「総湯」という温泉施設もあります。
私は時間の関係で入りませんでしたが、温泉を楽しみたい方はぜひ。
足湯を出て、道の駅の建物へ。
富山湾の景色が見えます。
おだやかな風景ですが、旅行後にはあんなことになるとは…
※2024年2月現在、ひみ番屋街は全店舗で復旧しています
氷砂糖をかけて食べるプリン
再び道の駅の建物へ。
やってきたのは「ひみプリン」というお店。
ご当地プリンの「氷プリン」を購入してみました！
こちらが氷プリン。
富山県産の牛乳を使って作られたプリンの上には青いジュレがかかっています。
そして…
面白いのが、付属している氷砂糖をかけて食べること…！
「氷見」という言葉や寒ぶりから着想したという氷砂糖をかけて食べるプリン。
見た目が涼やかで、夏にぴったりかも。
最高級バニラビーンズを使っているというプリン自体も香り高くておいしかったです。
そろそろ帰りの列車の時間。
駅に戻りましょうか。
ちょうどバスがやってきましたが、駅には行かないバス。
あまり接続が良くないのは改善してほしいところではあります。
ちょうどいいバスがなかったため、結局帰りもタクシー利用となりました。
氷見の旬の味を満喫できる滞在となりました…！
続きます。
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※この記事は暫定版です