2023年 晩冬の山形・仙台とりっぷ①IBEXで仙台へ | 風かおる 鉄の路

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主に私が乗車した乗り物関連(鉄道中心)、その他気になったことを綴っていきます。稀にお絵かき。

面白い東の臨時列車

JR東日本、2023年春の臨時列車を見てたら面白い列車を見つけました。

風っこ仙山線ストーブ号」。

山形→仙台間を片道のみ運行する列車で、トロッコ車両「びゅうコースター風っこ」で運転され、「ストーブ号」と名のつく通り、車内のダルマストーブが利用できます。

面白いのが仙山線には急勾配があるため、風っこ単独では走れず、電気機関車ED75が先頭に立ち客車列車として運行されること。

キハ48の風っこも、ED75もいつ無くなるかわからないのでこの面白い列車に乗ってみることにしました。

 

山形発なので前日までに山形に行っておかなければなりません。

せっかく雪の季節に行くのでどこか温泉地がいいなあ…

例えば、そう、銀山温泉とか…

 

テレビドラマ「おしん」の舞台となり、外国人にも人気の銀山温泉。

雪の季節の温泉街の眺めは最高で、宿泊客はこの時期に集中します。

さすがに今からだとどの宿もいっぱい…

 

でも、諦めないで探していると…

何度も何度も宿のホームページをひっくり返していたらある日、ついに空きが出ました!

 

ということで銀山温泉に宿泊することを旅の目的に加え、出発の日を迎えました。

 

福岡空港は大混雑?

2023年3月3日、やってきたのは福岡空港…

 

…めっちゃ並んでますね!!

コロナ禍で数を減らしすぎたツケが回ってきたのか、福岡空港の保安検査場は大混雑。

ニュースにもなるほどでした。

 

並び始めてから保安検査通過までには27分もかかっちゃいました…

早めに並んでてよかった。

 

今日乗るのはIBEX。IBEXは基本的に沖止めのため、向かうのはバスラウンジ。

 

到着時にバスに乗ることはあれど、出発時にバスに乗ることは今までなかったため、バスラウンジに行くのは今回が初めてです。

 

ここがバスラウンジ。

主に小型機を使う路線がここを利用します。

 

まだ搭乗開始までには時間があるようなので、売店で買った空弁を食べます。

「博多焼肉巻き」だそう。

 

 

滑走路が見える席で食べていると、ちょうどJACの但馬ラッピングがやってきました。

 

地上に近い位置で飛行機を眺められるのはここだけ。

バス搭乗の人だけの景色を楽しみました。

 

 

そろそろ搭乗開始。

ゲートをくぐり、バスへと向かいます。

 

待っていたのは西鉄バス空港営業所のバス。

行き先が「仙台」になっていて、本当に仙台までこのバスが行きそうです(笑)

 

しばらく乗車して、搭乗するIBEX機の前に到着。

 

1年半ぶりのIBEXです!

 

 

雪山を眼下に見ながら

自分の座席に着席し、さあ、出発!

 

朝は少々空港が混雑しているようで、到着便の着陸をいくつか待ってからの離陸となりました。

 

面白い機体が降りてきました。

航空自衛隊のT-4練習機(06-5636)です。

 

 

福岡空港にも飛来するのですね。

 

 

続いて黄色のFDA(JA07FJ)が降りてきたところでこちらの離陸の番。

 

滑走路16から離陸しました。

 

離陸するとすぐ、右側に南福岡車両区が見えます。

オレンジのハウステンボス車両がよく目立ちますね。

さらに遠くには博多総合車両所の広大な敷地も。

こっそり100系V編成の保存車も見えてますね。

 

博多総合車両所に別れを告げ、機体はさらに上昇していきます。

 

クローバー型の鳥栖JCT。

 

久留米市中心部に差し掛かりました。

新幹線久留米駅がよく見えます。

 

遠くに朝もやに包まれた雲仙普賢岳が見えたところで機体は左旋回。

大分方面を目指します。

 

由布岳とその奥の鶴見岳が見えてきました。

 

国東半島に差し掛かり、海上にある大分空港が見えます。

 

ここで機内サービス。

コンソメスープにしてみました。

 

コンソメスープを飲んでいる間に機体は中国山地を横断して日本海へ。

雲の切れ目から日本三景のひとつ、天橋立の姿を見ることができました。

 

さらに日本海側を東に飛行していくと、雄大な雪山が近づいてきました。

立山連峰の山々です。

 

眼下に広がる広い土地は富山平野。

 

急峻な山の中に真っ白な川が一本、深い谷を造りながら伸びていました。

 

その川にはいくつもの物々しい砂防堰堤が整備されています。

ここは常願寺川の上流。

立山カルデラ内に溜まった土砂が富山平野に直接流れ込まないようにせき止めるための砂防堰堤です。

 

↑以前この砂防堰堤の近くに行ったことがあります

 

目線を遠くにやると三角形の特徴的な山。

富士山です。

 

機体はさらに切り立った山地の上を飛んでいきます。

すごい迫力ですね…

 

 

さらに進むと機体は新潟県内へ。

 

平野・山地を問わず雪に覆われていました。

 

ここから機体は太平洋側に向け針路を変えていきます。

残念ながら地上は雲に覆われています…

 

次に地上が見えたときにはもう太平洋が見えていました。

 

高度を下げるため、機体は一旦太平洋を東へ。

このままずっと東に行くんじゃないかとちょっとだけ不安になる瞬間です(笑)

 

十分に高度を落としたところで機体は再び陸の方へ向きを変えます。

仙台方面の街並みが見えました。

 

機体はぐんぐん高度を落とすと海岸を越え、

 

 

 

仙台空港に着陸しました!

れ~るとりっぷの街仙台、1年半ぶりですね~

 

福岡と同じく、仙台空港も沖止め。

 

ランプバスに乗ってターミナルに移動します。

 

仙台空港、昼間来るのは初めて。

広々とした空間に光が差し込んできていました。

 

 

仙台空港アクセス線で仙台へ

仙台空港から仙台駅へ移動します。

乗車するのは仙台空港アクセス線。

 

 

停まっていたのはSAT721系。

JR東日本E721系500番台と同タイプの車両で、仙台空港鉄道が保有しています。

 

基本仕様は同一ですが、内装は若干違っていて、シートモケットの色が異なります。

 

それでは出発…!

まずは仙台空港の駐機場を見ながら走り、地下トンネルへ。

 

杜せきのした付近ではイオンモールの横を通過。

 

高架から地上に降りると東北本線と合流して、

 

名取に到着。

ここからはJR東日本の区間です。

 

東北新幹線の線路が近づいてきて、しばらく並走すると、まもなく仙台。

 

10:33、終点の仙台に到着しました。

 

続きます。

 

 

★乗車データ

福岡空港ランプバス スポット19行き 搭乗口82→スポット19 空港 7711
仙台空港ランプバス 到着口行き JA10RJ→到着口 車番不明
仙台空港アクセス線 1321M 普通 仙台行き 仙台空港(10:08)→仙台(10:33)③ SAT721系 SA102編成 
※2023年3月3日乗車

 

 

次回

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