キハ281系引退!
2022年8月19日、JR北海道からこんなニュースリリースが出されました。
<JR北海道>~28年間ありがとう~キハ281系車両ラストランのお知らせ 8月19日14時発表 https://t.co/DREHVWJOqO pic.twitter.com/EEewPVam1F
— 鉄道公式リリース by 鉄道コム (@tetsudo_release) August 19, 2022
「キハ281系ラストラン」。
1994年に登場して以来、札幌と函館との間を結ぶ特急列車に使われていたキハ281系がついに引退するのです。
注目すべきはそのラストランイベント。
なんと2020年に消滅した「スーパー北斗」の名前が復活し、しかも札幌~函館間で東室蘭のみ停車という超停車駅が少ない運転となるのです。
この「東室蘭のみ停車」というのはスーパー北斗が登場した当時、特急スーパー北斗2号で実施されていました。
その当時は札幌→函館間で2時間59分での運転。JR北海道の特急の歴史を塗り替える出来事として今でも語り継がれています。
そんな伝説の「東室蘭のみ停車」が最後に復活するということで乗りに行きたいと思い乗車1ヶ月前の発売日に10時打ちして指定券を手に入れておきました。
そして、北海道といえばもうひとつ。
留萌本線の石狩沼田~留萌間の廃止まで(2022年9月時点で)あと半年に迫っており、雪がない状態で乗れるのもあと少し…
ということで、今回はキハ281系ラストランと留萌本線惜別乗車、この2つを軸に北海道を旅することにしました。
老舗のビーフバター焼き
2022年10月20日、いつものように福岡空港にやってきました。
チェックインを済ませ、やってきたのはこちらのお店。
天神B.B.Quisineというお店です。
実はここ、天神コアにあった「グルメ風月」の系列店。名物のビーフバター焼きも提供されています。
ということで、そのビーフバター焼きを食べてみることに!
油が跳ねないよう紙に包まれてやってきました。
これが1968年の誕生以来50年以上に渡って愛される味。
バターソースがパスタに絡まって美味しかったです。
Peachで新千歳へ
そろそろ保安検査場へ。
今回乗るのもPeach。
新千歳までひとっ飛びです。
それでは、新千歳に向けて出発!
今日は北向き、RWY34から離陸です。
福岡市東部を見ながら上昇。
アイランドシティの上で旋回。
眼下に長谷ダムを見ながら今度は南へ向かいます。
先ほど離陸した福岡空港を見ながら南へ。
久留米市付近で東へ旋回。
やがて由布岳と鶴見岳が見えてきました。
国東半島を過ぎると瀬戸内海です。
やがて見えてきたのは防予諸島の島々。
画像中央より手前側に見える島は柱島。
旧海軍の連合艦隊停泊地である「柱島泊地」で有名な場所です。
続いて見えてきた、長い橋で繋がっている島(画像右側)は下蒲刈島。
芸予諸島に含まれる島で、安芸灘とびしま海道を構成する島の1つです。
ここからMM455便は中国山地越え。
見えてきたのは広島空港。
日本一のアーチ橋である広島空港大橋も画像左下に少し見えています。
この橋、以前列車でくぐったことがあります。
かなりの迫力でしたね~
その時の様子はこちらから↑
中国山地を抜け、日本海側に出たMM455便。
見えている茶色っぽい場所は日本三大砂丘のひとつ、鳥取砂丘です。
MM455便は日本海側を飛び続け、やがて雪をかぶった山々が見えてきました。
立山連峰です。
立山連峰の向こう、うっすら見えているのは…
富士山です!
今日は天気がいいので日本海側からもそのきれいな姿を見ることができました。
続いて見えてきたのは佐渡島の南西端。
有名なたらい舟もこの辺りで乗れるそうです。
いつか乗ってみたい…
東北地方に入り、再び進路を変え、内陸側へ。
青森空港が見えます。
さらに進むと青森市中心部が見えてきました。
青森駅や青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸の姿も見えます。
八甲田丸の見学記事はこちらから↑
下北半島を縦断し、津軽海峡へ。
やがて…北の大地が見えてきました!
秋色深まる北の大地の上を高度を落としながら飛んでいきます。
現れたのは厚幌ダム。
台形CSGダムという新しい技術が採用されたダムです。
続いて現れたのは瑞穂ダム。
どんどん高度を落とし…
新千歳空港に着陸しました。
幻のコーンパン
ということで新千歳空港に到着!
3月以来なので約7ヶ月ぶりですね。
さっそく快速エアポートで出発!といきたいところですが、今日はまず新千歳空港に用事があるのです。
それは…美瑛選果のコーンパン。
美瑛選果というのはその名の通り北海道美瑛町にある、地元の美味しいものを販売しているお店。
新千歳空港にも出店していて、そこのコーンパンが食べてみたいのです。
このコーンパン、実はけっこう難易度が高くて、1日5~8回のみ焼き上げ・販売、そして通販などは一切なく新千歳空港店で並んで買う以外に食べる方法はありません。
(なんで本店にすら無いの…?)
前から食べてみたかったのですが、毎回時間が合わず…
今回やっと挑戦です!
新千歳空港2階、美瑛選果にやってきました!
コーンパンを求める列ができています。
次の販売は14:30ですが、すでに予定販売数は終了。今から並ぶとその次の回になっちゃうようです。
幸いなことに今日の予定は宿泊地の旭川に向かうだけ。
まだ全然大丈夫です。
ということで、次の回まで待つことに。
14:30、前回分の販売が始まり列が前へ。予定分を販売し終わったところで列はピタリと止まりました。
あとはこのまま1時間15分間じっとすることに。
やがて、係の方がやってきて何個買うか聞いてきて、その枚数分の札をもらいました。
ちなみにこの札は整理券ではないのでこの時点で列を抜けると無効になるそうです。
ということでさらにひたすら待ち続けます。
しばらくすると、店内ではコーンパンを作り始めました。
生地をこねて、なかにたっぷりのコーンを詰めて重さを測ってからオーブンへ。
作っている様子を眺めていると期待が高まります。
やがて…オーブンのほうからいい香りが漂ってきて…
焼き上がったコーンパンが出てきました!
14:45、ついに販売が始まりました。
ということでやっと手に入れた幻のコーンパン、「びえいのコーンぱん」がこちらです!
小さな黄色のパンが5つ。
中を割ってみると…たっぷりのコーンが現れました!
さっそく温かいうちにいただきます!
…美味しいっ♪
ふわっふわの生地の中からシャキシャキの甘いコーンがこれでもかとばかりに口の中に飛び出してきます。
このコーンパンの特徴は、水と砂糖を使っていないこと。
すべてスイートコーンの水分と甘さだけで焼き上げたパンなのです。
それなのにこんなに甘いなんて…
今まで食べてきたコーンパンとは全く違う美味しさ。1時間15分待った甲斐があるというものです。
大満足でした…!
難易度は高いですが、その分期待を裏切らない美味しさなので、並ぶのが大丈夫な方は一度試してみてはいかがでしょうか?