間もなく終焉、特急街道
今回は北陸を旅します!
2024年3月の北陸新幹線敦賀開業で大きく変わる北陸地区。
今のうちに特急街道である北陸本線の姿を見ておくことにします。
今回の旅の目的は
①福井の観光名所のひとつ、永平寺を訪れる
②観光列車花嫁のれんに乗車する
③間もなく終焉を迎える北陸本線敦賀以東の様子を見ておく
それでは出発です!
新大阪へ
2022年7月16日。
いつも通り博多駅からのぞみ2号で出発です。
今回使うきっぷがこちら。
福岡市内→和倉温泉の往復乗車券。
IRいしかわ鉄道を通過連絡するきっぷです。
6:00博多を発車。
トリアス久山を横目に見ながら速度を上げていきます。
小倉を発車して九州から離脱。
途中、新山口・広島・岡山・新神戸と停車し、
新大阪に到着。ここで下車します。
最速達サンダーバード
在来線ホームへ。
ここから乗車するのは特急サンダーバード9号金沢行き。
途中京都・福井のみ停車の最速達タイプです。
しばらくすると大阪から683系12両編成がやってきました。
堂々たる12両編成。需要も少しづつ戻ってきているのでしょうね。
サンダーバード9号に乗って福井を目指します。
列車はまずは「JR京都線」の外側線を飛ばしていきます。
大阪の街並みを眺めていると、突然目の前に大きな板チョコが飛び込んできました。
これは明治製菓大阪工場の看板「ビッグミルチ」。
主力商品のミルクチョコレートをデザインした看板で、今では高槻のシンボルとなっているとか。
続いて向日町の車両基地(吹田総合車両所京都支所)を通過。
パンダくろしおやキハ189系が止まっている姿が見えました。
京都鉄道博物館のSLスチーム号が見えてくるとまもなく京都です。
0番ホームに到着。
次の停車駅は福井です。
北陸新幹線の準備が進む中…
京都を発車した列車は山科から湖西線に入ります。
日本最大の湖、琵琶湖を見ながら列車は130km/hの高速で走っていきます。
近江塩津から北陸本線に入り、しばらくすると右側に高架が見えてきました。
北陸新幹線の高架です。
あと開業まで約1年半(旅行当時)。
着々と準備が進められています。
それからすぐ、車庫の中に緑と黄色の機関車が止まっているのが見えました。
トワイライトエクスプレス専用機の最後の生き残り、EF81 113号機です。
最近は専ら工臨や出場回送車両の牽引に使われているとか。
※残念ながら2023年3月10日に松任に回送され、解体されたようです…
さて、この列車は最速のサンダーバード。
敦賀には停車しません。
新幹線開業後はJR西日本と第三セクターとの境界駅となるため貨物以外の通過列車が無くなる敦賀。
敦賀を通過する光景を見られるのも今だけです。
敦賀を過ぎ、列車は並行在来線区間へ。
2024年3月からは「ハピラインふくい」となります。
列車は北陸トンネルへ。
北陸トンネルは全長13870mの長大トンネル。
その名の通り北陸の入り口のトンネルです。
北陸トンネルを抜けるとそこは北陸。
列車は特急街道の北陸本線を駆け抜けていきます。
10:31、福井に到着。あっという間でした。
金沢へ向けて発車していくサンダーバードを見送りました。
それでは、次回は福井の第三セクターに乗車していきます。
★乗車データ
2A のぞみ2号 東京行き 博多(6:00)⑭→新大阪(8:28)㉗ N700系 K15編成(JR西日本車)
4009M 特急サンダーバード9号 金沢行き 新大阪(8:44)④→福井(10:31)① 683系 B40+R13編成
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