道の駅知床・らうすにやってきました。
羅臼といえば羅臼昆布!ということで…
昆布を買いました…!
道の駅を出て、国道335号を標津方面に向かいます。
途中の峯浜パーキングで休憩。
ここは知床羅臼八景の一つで知床連山と国後島がよく見える場所なのだとか。
旅行中はそんなことは知りませんでしたが、それでも知床連山と国後島の景色は素晴らしかったです…!
その後も国後島を見ながらさらに国道335号を進みます。
国後国道という別名の通り、長い間国後島の姿を眺めることができました。
車は羅臼町から標津町へ。なお同じ読みのサフォークランドな士別町とは全くの別物です。
標津町もまた鮭で有名な街。ですが…私の注目ポイントはそっちではなく…
こちらなのです。
ビニールハウスに見えますが、中にあるのは野菜ではなく、
なんとSLなのです。
これはSLを栽培しているわけではもちろんなく、車庫代わりなようで。
ちなみにこのSL、モーターが取り付けられており、自走することもあるのだとか…
ここは旧・標津線根室標津駅があった場所。
標津線とは釧網本線標茶駅とこの根室標津駅を結ぶ本線(69.4km)および途中の中標津と根室本線厚床駅とを結んでいた支線(47.5km)から成る路線でした。
ちなみに1日目に見た越川橋梁を通って斜里と根室標津を結ぶ根北線の建設も行なわれましたが、結局完成することはありませんでした。
最盛期には釧路~根室標津間を結ぶ急行「しれとこ」も運行される路線でしたが、第二次特定地方交通線に指定され、JR北海道移管後の1989年4月30日に廃止となってしまいました。
駅舎は廃止後に解体。現在は構内にあった転車台とその周辺の側線のみが残されています。
こちらがその転車台。人力で回すのだとか…
さっきのSLが乗ることもあるそうです。
根室標津駅の文字。駅舎に取り付けられていたものでしょうか…?
近くにあった国後島の見える駅と書かれた看板。
今は建物の影に隠れて海の方向は見えませんが、当時は見えたのでしょうか…?
その横にはSL風な神社も。
今は鉄道はないけれど、かつてはそこにあった…
当時の情景に想いを馳せることができる遺構でした。
駅跡のバス停からはちょうど阿寒バス運行の標津線代替バス標茶駅行きが発車するところでした。
車を走らせると阿寒バスが普通のガソリンスタンドで営業表示を出したまま給油をしている光景を発見。
面白いですね。
さて、ここからは釧路へ向かうべく、海岸線を離れ、内陸へと入っていきます。
今までずっと見えてきた国後島ともここでお別れ。
いつかあの地へ降り立つまで待っててくださいね(などと)
車は標津と釧路を結ぶ国道272号へ。
この道は別名「ミルクロード」と呼ばれているとか…
その名の通り、さっそく乳牛が現れました…!
これも北海道らしいですね!
大草原が広がる駐車場で停車。
ここは第一しべつ展望パーキング。
知床連山が一望できるのだとか。
知床連山の雲に隠れていない姿を見るのはこの旅初めて。
それにしても草原と森が広がるこの光景、私が以前やってたゲーム、「マビノギ」の風景にそっくりですね…
そこいらに牛が居たり たぬきの群れが居たり 熊が居たりしそうだねぇ~
— 保登心愛🌸姉ココア (お絵かきもするよ✍🏻🎨) (@Coco__Chino) September 12, 2020
国道272号を進み、中標津の街へ入りました。
中標津は空港がある街。国道からは見えないのですが…
ここで給油の後、釧路を目指します。
大きな街もほとんどないので暗くなっていく中をひたすら走っていきます。
途中、自衛隊の車両を追い越しました。
というのもこの国道272号線は陸上自衛隊矢臼別演習場の中を通っているのだとか。
何か輸送しているようでした。
別保原野交差点で国道44号へ。
日も落ち、夕闇に包まれたころ、車は釧路市内へと入りました。
今日のお宿はこちら、釧路プリンスホテルです。
部屋に行くと折り鶴が出迎えてくれました。
このあと、明日の下見を兼ねて、釧路駅へと向かいました。
駅舎はなかなか大きいですね。
動輪のモニュメントが駅前に。
まだ19時台ですが、すでに札幌行きのおおぞらの最終便は出発した後。
札幌って遠いのですね…
みどりの窓口で北の40記念入場券と北の大地の入場券を購入。
ホテルに戻る前にセイコーマートに寄りました。
北海道に来たら寄ろうと思っていたセコマ。
最大の特徴はこのHOT CHEFなのですが、駅近くの店舗にはそのコーナーがなく…
港近くまで歩いてやっと見つけることができました。
温かいお弁当と共に買ったのがこちら。ソフトカツゲンです。
ソフトカツゲンは北海道のご当地乳酸菌飲料。
飲んでみるとさっぱりとした味わいで美味しいです。
北海道だけにとどめておくのはもったいないかも(笑)
2日目はこれで終わり。次回は3日目の様子をご紹介します。
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