西鉄電車で行く観光地といえば柳川。
柳川といえば、川下りにうなぎ……
そんなすべてを1枚で叶えてくれるきっぷが存在します。
それがこの「柳川特盛きっぷ」。
西鉄天神大牟田線の急行停車駅(+太宰府駅)と柳川駅との往復乗車券と川下り、お食事券がセットになり、さらにクーポン券もついてくる非常に便利なきっぷです。
これさえあれば何も考えずに1日観光を楽しめるこのきっぷ…今回初めて使います。
川下りも柳川のうなぎも初めてなので楽しみですね~
詳しくはこちらから。
福岡(天神) 9:30発の特急に乗車します。
とその前に。
福岡(天神)駅のプラレールディスプレイが貝塚線仕様に変わっていました。
とはいえ、貝塚線のプラレールはないので…
上からかぶせてました。
ところで、この自動ターンアウトポイント、なんでコンビニみたいな看板ついているのでしょうね…
いつも気になります(笑)
そろそろ列車の入線時刻になるのでホームへ。
やってきたのはこちら。
柳川観光列車「水都」です。
今までも乗ったことはありますが、柳川に観光に行くために乗るのはこれが初めて。
通常のきっぷで乗車でき、予約は不要です。
普通の3000形特急と違って車内装飾が行われていたり、中吊り広告がなかったりします。
9:30定刻に出発です。
せっかくなので車内を探検。
各車両では乗車記念カードが配布されています。
1両ごとに違うものが配られているので集めるのも楽しそうですね。
2号車にはこのほか立花家の文化財のレプリカと
柳川の特産品が展示されており、記念スタンプもあります。
ひとしきり見たあとで自席に戻ります。
列車は筑紫車両基地の横を通り、
筑後川を渡って久留米へ。
50分ほどで柳川に到着です。
駅構内にはうなぎののれんが掲げられています。
駅を出ると、なんと川下りの方のお出迎えが…!
そのまま車で川下りの始発地点へ。
今回乗船するのは柳川観光開発(株)の船。
柳川には他にも川下りの業者があるのですが、特盛きっぷが使えるのはここだけです。
さっそく乗船口へ。
船には20人ほど乗船できるのですが、平日でありCOVID-19の影響もあってか私を含めて4人での出発となりました。
前面展望(?)を楽しみます。
なお、船頭さんは船の後ろ。
この日は大東島地方に台風14号が接近しているためなのか風が強く、なかなかスリリングな川下りとなりました。
というのも…
船頭さんはしきりに謝っていましたが、これはこれで面白いですね。
最初は大きい水路を進みますが、すぐに小さい水路へと針路を取ります。
猫がいました…♪
水路をまたぐ橋が見えてきました。
このような橋を何回もくぐります。
けっこう低いのでくぐる際はかがまないと頭が橋に激突してしまいます。
船頭さん曰く「川下り お金払って 頭下げ」だそうで(笑)
「柳川川下り」の看板が見えてきました。
この看板を背景に川下りの様子を撮ってくれるサービスがあるようなのですが、主に団体用でこの日はおやすみでした。
船頭さんのお話そして歌を聞きながらのんびり、ときにスリリングに川を下っていきます。
しばらくすると船の横に水上の売店が現れました。
何か購入したい場合はここで船を止めてくれるそうです。
水上販売は初めて見ました…
今日は素通りです…
売店のすぐ近くでは小さな亀が甲羅干ししてました。
次に見えてきたのはこの川下りの掘割を作った田中吉政の銅像。船頭さん曰く「(掘割の中で)一番いい場所にある」。
この木造の構造物は柳川の名前の由来となった「やな」という魚を獲るためのしかけ。
柳の木が多いからという一般的に知られた説もありますが…果たしてどちらが正しいのでしょうね?
見えてきたのはかんぽの宿柳川。
船着き場があって、川下りからチェックインすることもあるとか。
やがて、大きな水路に出ると終点はまもなく。
約70分の川下りが終わりました。
終始船頭さんの案内で楽しい時間を過ごすことができました。
西鉄におまかせの旅。まだまだ続きます。
続きは次回です。
★乗車・乗船データ
柳川観光列車「水都」 特急 大牟田行き 福岡(天神)(9:30)→柳川(10:20) 3000形3017F+3018F
柳川観光開発送迎車 西鉄柳川駅→松月乗船場
柳川観光開発 川下り船 松月乗船場→下船場
※2020年10月8日乗車
次回
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前回柳川を訪れたときの記事。この花火大会は2018年限りで終了しています。