2日目です。
この日はいよいよ風っこ湯けむり紅葉号に乗車します。
仙台駅在来線ホームから中に入り、向かうは4番のりば。
いました…!
道北の地で別れて約2ヶ月、びゅうコースター風っこに再びの対面です。
風っこそうやのときは前後に「北海道の恵みシリーズ」車両が連結されていたので前面は初めて見ます。
「紅葉湯けむりライン」の文字が描かれた大きなヘッドマーク。
陸羽東線の紅葉への期待が高まります。
さて、この列車の名前は「風っこ湯けむり紅葉号」なのですが…
ホーム電光表示板には「みのり」という文字が書かれています。
みのりというのは風っこの後ろにつないであるこの茶色の車両。
リゾートみのりです。
リゾートみのりは普段、仙台~新庄間を結ぶ観光列車。
10月と11月の一部の日程で「風っこ湯けむり紅葉号」を全区間で併結して運行します。
みのりと風っこの連結シーンは秋の風物詩となっているようで。
こちらはリゾートみのりの車両。キハ48形を改造した車両で普段は3両で運行しますが、風っこと連結するときは1両減車して2両での運行となります。
このときはまだ知りませんでしたが、リゾートみのりは残念ながら2020年8月で引退することに…
最後に乗車することができてよかったです。
それでは、さっそく中に入ってみます。
まずは風っこ車両から。
入ったとたん懐かしさを感じてしまいました(笑)
まさか北海道で乗った車両にここでもう一度乗れるとは…
あのときとは違い、気温が下がっているためか窓にガラスがはめ込まれています。
続いてみのり側へ。
前回はこの向こうは「北海道の恵みシリーズ」でしたが…
今回は自動ドアが現れます。
(※みのりの写真は走行中に撮影)
客室は窓も大きく、開放的な雰囲気。
こちらは座席です。
2号車にはイベントスペースがあって、
みのりのぬいぐるみが置いてありました。
そしてこの車両一番の特徴がこちら。
展望スペースです。
リゾートしらかみやリゾートビューふるさとでもおなじみの設備ですね。
乗務員の格好をしたこけしがいます。
それでは、そろそろ出発時間。
自席に戻ります。
仙台駅の駅員の方と子どもたちが見送ってくれました。
発車すると昨日と同様右側に仙台車両センターの車両群が。
塩釜駅を通過するとトンネルの間に松島の風景が広がります。
風っこかられ~るとりっぷの聖地を眺めるのは気分いいですね~
仙石東北ラインと分かれ、最初の停車駅・松島に到着です。
ここで車掌氏からの検札が。
検札スタンプはみのり専用のもの。
鳴瀬川を渡って小牛田に到着です。
レール輸送のキヤ195系が停車していました。
小牛田。こごた。
初見では読めない読み方です(笑)
東北本線・陸羽東線・石巻線が乗り入れる交通の要衝です。
隣には小牛田運輸区(いわゆる仙ココ)が併設されており、この「びゅうコースター風っこ」「みのり」の所属区となっています。
本日は使用されない「みのり」の3号車(キハ48-546)が寂しげに停車していました。
ここでもお出迎えが。
2分停車の後、列車はいよいよ陸羽東線へと足を踏み入れます。
しばらくすると新幹線の駅が近づいてきました。
陸羽東線最初の停車駅、古川です。
11分ほど停車するので降りてみます。
またもお出迎えです。
長い列車名もここでは全部表示していますね。
先頭を撮ってから自席に戻ります。
古川を発車すると、2駅先で初恋*れ~るとりっぷのまひろ先生たちがリゾートみのりを見た西古川駅を通過するのですが通過したので画像はありません…
岩出山に停車。
次の有備館はれ~るとりっぷで登場した仙台駅の伊達政宗像が現在置かれている駅。
有備館とはこの近くにある仙台藩の学問所の名前に由来するようです。
ここで車内販売が来たのでアイスを購入。
比布以来の風っこスゴクカタイアイスです。
列車は川渡温泉に停車しました。
陸羽東線は「奥の細道湯けむりライン」の愛称がつけられており、ここから先温泉駅の名が幾度も出てきます。
鳴子御殿湯。
1997年までは東鳴子(ひがし-なるご)駅という名前でした。
鳴子御殿湯を出て数分。列車は陸羽東線の主要駅、鳴子温泉に到着しました。
地元の方とゆるキャラが熱烈に歓迎してくれています。
列車はここで23分停車します。
せっかくなので降りてみることに。
それでは、次回に続きます。