2019初秋の名古屋・信州旅行記⑪ロマンスカーで栗の街へ | 風かおる 鉄の路

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主に私が乗車した乗り物関連(鉄道中心)、その他気になったことを綴っていきます。稀にお絵かき。

3日目になりました。

 

この日は長野電鉄に乗車します。

 

長野電鉄乗り場は地下ホーム。

 

まずは駅窓口でこの日使うきっぷを購入します。

長電フリー乗車券(1日用)。

乗車時(2019年9月)には特急に乗車する際、別途特急券(1乗車あたり100円)が必要でしたが、2019年10月1日以降は特急料金も料金に含まれるようになり、さらにお得感が増しました。

 

購入してさっそく乗車…と思いましたが、改札口でトラブル発生。

というのも、有効日が本日ではなく、翌日のものになっていたのです。

私も券面をよく確認しなかったのが悪いのですが、全然気づきませんでした…

窓口の方があわてて作り直してくださいました。

 

気を取り直して、改札口をくぐります。

乗車するのはA特急ゆけむり。

 

小田急から譲渡されたロマンスカー10000形「HiSE」を改造した1000系電車を使用しています。

 

小田急時代と外観はほとんど変わらないそうで…

 

中に入ってみます。

 

ロマンスカーとして走っていた頃は展望席の予約を撮るのは大変だったらしいのですが、長電では予約不要。

乗りやすくなっています。

とはいえ、先頭車両の展望席はほとんど埋まっていたので最後尾の展望席へと向かいます。

 

 

では、出発です。

車内放送の4打点チャイムはJR東日本とほぼ同じもの。

JR特急に乗車している気分になります(笑)

 

列車は地下区間を走っていきます。

 

途中権堂に停車し、善光寺下を通過すると地上区間に出ます。

 

 

もうすぐ収穫の時期ですね。

飯縄山を後方に見ながら走っていきます。

 

鉄道道路併用橋である村山橋を通過。

この形態の橋を渡るのは初めてなので思わず注目してしまいました。

 

須坂に停車。

 

ここには車両基地があって、マッコウクジラこと3500系や

 

今乗っている1000系のもう一つの編成・S2編成も留置されていました。

 

須坂を出ると次は小布施です。

 

せっかくなのでここで車内を見ておくことに。

 

 

展望席。

 

 

乗降口は折戸になっています。

 

10時15分、列車は小布施に到着しました。

まずはここで下車します。

 

行き違いの2100系スノーモンキーがやってきました。

成田エクスプレス253系を改造したもので、こちらもほとんど原型が保たれています。

 

スノーモンキーの愛称の由来は、終点湯田中から車で10分ほどのところにある「地獄谷野猿公苑」の露天風呂に入る猿から。

いつかは行ってみたいですね…

 

スノーモンキーが去ったところで駅を観察します。

 

ホームからは飯縄山を始めとする北信五岳が一望できます。

 

 

そして、ここの目玉といえば…

 

こちら。

長野電鉄2000系です。

1番線から、使用されていない側線の上に敷かれたマットの上を進むとたどり着くことができます。

 

2000系電車は1957年~1964年にかけて長野電鉄が自社発注した車両で、当時としては先進的な技術と内装を誇り、「長野電鉄のロマンスカー」と呼ばれていましたが、2012年に引退。

現在はこうしてD編成3両が小布施駅「ながでん電車の広場」で展示されています。

 

運転台。蔦が入り込んでいます…

 

こちらは車内の様子。

2人がけの「ロマンスシート」が配置されています。

本来なら車内に入れるはずなのですが、なぜかこの日は入れなかったので全て外からの撮影です。

 

反対側の先頭車。

こちらは「特急 湯田中」表記になっています。

 

その隣には小布施らしく栗の木が生えていました。

 

すでに実をつけています。

 

ちょうど8500系がやってきました。

 

列車の発車を待ってからホームに戻ります。

よく見たら遮断器が側線の方を遮断してますね。

 

駅名標を撮影してから改札口へ向かいます。

 

 

3番ホームではリンゴやナシなどの果物、そしてジュース類が販売されていました。

 

改札口を抜け、外へ。

 

それでは、これから栗の街・小布施を観光していきたいと思います。

 

続きは次回。

 

★乗車データ

長野電鉄長野線 A特急(ゆけむり) 長野(9:51)→小布施(10:15) 1000系 S1編成

※2019年9月22日乗車