19年型 聖宝さんと真雅さん その53 「徳一さんと道忠さん」 | 平安な妄想「聖宝さんと真雅さん」

平安な妄想「聖宝さんと真雅さん」

何故か頭の中で
聖宝さんと真雅さんが、、、

ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

恵そ日さん 「お師さん、、、、、、

 どうもね、、、、、、

 脱線が多くて徳一師匠の話が

 わかりにくかったんやけど。」

 

真雅さん 「そうか???

 平安の林先生とゆわれた

 わしの話が分かりにくい??」

 

 

聖宝さん 「ゆわれとらんでしょ!!

 おもろない大学の教授なみに

 わかりにくいで。」

 

真雅さん 「どこがじゃ??」

 

聖宝さん 「どうもね、、、

 会津と比叡山ゆうんが、、、

 離れすぎてて、、、、

 ピンときませんやん。」

 

真雅さん 「徳一師匠はな、、、

 戦さばっかしやった東日本に

 治安をもたらそうと

 仏教の布教にのりだしたんよ。」

 

聖宝さん 「それで会津まで、、、。」

 

真雅さん 「最初は筑波山の神さんと

 話して、そこに中禅寺(今の大御堂)を

 開設したらしい。」

 

 

聖宝さん 「わしと同じで神さんと

 話ができる人やったんですな。」

 

真雅さん 「お前と同じ変態やった

 みたいやな。」

 

聖宝さん 「変態ゆうなっ!

 戦で荒廃した東国を

 仏教で治めようとした、、、、

 ええ話ですがな。」

 

真雅さん 「そやろ。

 その後に更に会津までいって

 恵日寺を開いたんじゃが。」

 

 

聖宝さん 「筑波から会津って、、

 なんかあったんな??」

 

真雅さん 「そら聖宝、、、、

 磐梯山が噴火してえらいことに

 なったけん、、、。」

 

聖宝さん 「災害で傷ついた

 会津を救うために、、、、。」

 

真雅さん 「立派な人じゃのう、、、、。

 わしにはできんのうぅぅぅ、、、。」

 

聖宝さん 「お師さんには無理で

 しょうなぁぁ、、、。」

 

真雅さん 「そこは賛同せんで

 ええんぞ。」

 

聖宝さん 「激しく同意!!!!」

 

真雅さん「2ちゃんねるかっ!

 古いわ!

 今や国会議員ユーチューバーやで!」

 

聖宝さん「何をぶっ壊すんですか?

 ほなけど、会津の復興で

 忙しいのに、、、、

 最澄さんと論争せんでも、、、。」

 

真雅さん 「それがやな、、、、

 頑張って筑波の神さんと

 盛り上げよったのにな、、、、」

 

聖宝さん 「筑波のほうですか?」

 

真雅さん 「徳一師匠が筑波から

 会津に移った後な、、、、

 道忠さんが武蔵の慈光寺に入ってな、

 熱心に布教をしだしたんよ。」

 

 

聖宝さん 「ええことですがな、、。

 道忠さんゆうたら鑑真さんの

 お弟子筋でしょ。」

 

真雅さん 「そうや。

 一見同門ぽいんじゃけどな、、、

 それがまたな、、、、

 ややこしいんや、、。」

 

聖宝さん 「えっ?なんで?」

 

真雅さん 「鑑真さんが唐から連れてきた

 法進さんと思託さんゆう

 すごいお弟子さんがおってやな。」

 

 

聖宝さん 「鑑真和尚に従って日本に

 渡ってくるなんてすごい二人ですな。」

 

真雅さん 「聖宝も真如兄やんについて

 天竺目指したらよかったのに、、、。」

 

聖宝さん 「、、、、、、

 (・_・;)

 、、、、、、、

 で、、、、唐から来た

 そのお弟子さんがなんでした?」

 

真雅さん 「法進さんは戒壇を作り

 国を安定させたい徳一さん側。

 思託さんは誰もに悟りをの

 最澄さん側の人なんよ。」

 

 

聖宝さん 「えっ、、、、、

 ほなら唐から来たこの二人の

 方向性の違いがそのまま、、。」

 

真雅さん 「そうで。

 思託さんの弟子やった道忠さんは

 都から離れた東国に秩序ある悟りを

 広めるためにやってきたわけやがな。」

 

聖宝さん 「ほなけど、、、

 方向性はちょっと違うにしても

 仏教で人を救うんは一緒ですやん。」

 

真雅さん 「これがなぁ、、、、

 最初が良くなかったんやろなぁ、、

 道忠さんが最初に入った慈光寺な、

 もとは慈訓さんゆう興福寺のお坊さんが

 作ったとこやったんよ。」

 

聖宝さん 「徳一師匠からしたら

 自分の先輩が作ったお寺に

 方向性の違う道忠さんが

 乗り込んできたと、、、。」

 

真雅さん 「慈訓さんってな、、、

 藤原仲麻呂さんとも仲良かったし、、。

 そこはややこしなるやろ。」

 

聖宝さん 「ほなけど相手は東国の化主と

 よばれた道忠さんですよ。

 しっかり布教して

 東国で慕われとったんでしょう。」

 

 

真雅さん 「そうやがな。

 徳一師匠も会津で慕われとったけど、

 自分が作った筑波中禅寺にも

 道忠さんの勢力が近づいてくるやん。」

 

聖宝さん 「なるほど。

 最澄さん以上に道忠さんが

 ライバルとして強敵やったと。」

 

真雅さん 「そうやな。

 強敵と書いて『とも』ゆう

 関係やったやろな。」

 

 

聖宝さん 「会津にいる徳一さんが

 開いた筑波中禅寺に迫る

 道忠さんの勢力、、、、

 で、、、、

 どうなったんですか??

 会津にいてはどうしてもね。

 筑波までは、、、

 やはり道忠さんがそこも、、、。」

 

真雅さん 「筑波山な、、、、、

 神さんがいらっしゃってな、、、、

 神さんに呼ばれた空海兄ちゃんが

 きっちり上書きしてるがな。。」

 

聖宝さん 「えっ?

 それで筑波山大御堂は

 真言宗なんですね。。。」

 

真雅さん 「兄ちゃんな、、、

 うまいことやるやろ。。。」

 

聖宝さん 「いや、そこは、、、

 きっと筑波の神さんのお導きでしょ。」

 

真雅さん 「そうかもしれんけど、

 聖宝がゆうと、、、、

 嘘っぽくなるやん、、、、、。」

 

 

聖宝さん 「はっ?

 お師さん、、、、、

 弟子を信用できんのですか??」

 

真雅さん 「愛犬を売り飛ばされた

 師匠の心を慮れんかっ!!」

 

 

聖宝さん 「そんなんゆうてたら

 悟りが遠のいていきますよ。」

 

真雅さん 「お前にゆわれとないわ!!」