2023年7月9日
世界遺産中尊寺ラストです
大長寿院(西谷坊)
現在は、中尊寺の塔頭です。
本尊は、胎蔵界大日如来
こちらも、緑の大洪水です
嘉承2年(1107年)、二階建ての巨大な阿弥陀堂(二階大堂)を建立。
その場所にあります。
二階大堂は、本尊の三丈(9m)の大きな金色阿弥陀像と九体の丈六阿弥陀仏坐像の十体もの阿弥陀像が居られたとか。
二階大堂の高さは15mもあったそうです
奥州合戦で、源頼朝は、二階大堂を見て感嘆。
源義経や藤原泰衡をはじめとする数万の怨霊・英霊を鎮め、冥福を祈るため、鎌倉にそっくりな御堂を建立(永福寺)。
その永福寺も応永12年(1405年)の火災で今はありませんが、鎌倉の二階堂という地名が残っていて歴史を物語っています。
最後に中尊寺の鎮守社へ
白山神社(はくさんじんじゃ)
嘉祥3年(850年)、円仁(慈覚大師)が加賀国一宮の白山比咩神社より勧請したのが始まり。
慈覚大師が彫った十一面観音を本尊とし、橋爪季衡(藤原清衡の子)の持仏、運慶作の正観音、源義経の持仏毘沙門天が安置されていたとか。
残念なことに、嘉永2年(1849年)の火災で焼失。。。
能舞台は、重要文化財に指定されています。
明治天皇が展覧された場所に碑。
祭神は、伊弉諾尊、伊弉冉尊
十二支守護神社
これで、全部拝観しました~
御朱印
「白山神社」(直書き)