2023年1月2日
この日、最後は、伊予国一宮へ
大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)
愛媛県今治市大三島町宮浦3327
瀬戸内海に浮かぶ大三島にあります。
三島神社や大山祇神社の総本社で山の神・海の神・戦いの神として歴代天皇や武将から尊崇を集める。
「日本総鎮守 大山積大明神」
境内は、こんな感じ
源氏・平氏など多くの武将が武具を奉納して武運長久を祈る。
そのため、国宝・重要文化財の武具類の約8割がこの神社にあるとか。
国宝は8件、重要文化財は76件。
総門
元亨2年(1322年)に焼失してから、平成22年(2010年)に再建。
随身像は、高さ2.5mとデカい。
総門をくぐると、木々に囲まれた広くて長い参道が続く
乎知命御手植の楠
幹周11.1m、根周り20m、樹高約15.6m。
ヒィィ~!!
樹齢2600年
皇紀とあまり変わらないやん
乎知命(おちのみこと)
大山積神の子孫とされ、神武東征の先駆として瀬戸内海の治安を司る際、大三島に祖神を勧請したとされる。
越智氏の祖。
神門
祭神は、大山積神
大山積神は、百済から渡来して津の国(摂津国)の御嶋に鎮座。
その後に伊予国に勧請。
え?
摂津国から勧請なの?
と調べてみると。。。
大阪府高槻市にある三島鴨神社やって。
大阪北部は、古代より三島郡と呼ばれ、大宝律令で三島上郡と三島下郡に分かれる。
今でも、500基以上ある三島古墳群や三島高校など地名残ってます。
後日、行ってみたので、また、ブログします
ちなみに、伊予の大山祇神社、伊豆の三嶋大社とともに「三三島」と呼ばれたらしい。
拝殿と本殿は、重要文化財。
本殿の両脇にも社があります。
上津社(本殿向かって右に鎮座)
祭神は、上津姫、雷神
下津社(本殿向かって左に鎮座)
祭神:下津姫、高籠神
御鉾神社
祭神は、御鉾大神
八重垣神社(左)
祭神は、素戔嗚命
酒殿(右)
祭神は、大山積神
石神社
稲荷神社
地神社
院内荒神社
姫子邑神社
祭神は、木花開耶姫命(大山積神の娘)と御子神(火々出見命・火須勢理命)
大山祇神社のクスノキ群は、国の天然記念物。
38本あるそうです
重要文化財の宝篋印塔。
文保2年(1318年)、一遍上人の来島記念で建立。
一遍上人は、伊予国の豪族、河野通広の子。
河野通有の義父、河野通久の母は、北条時政の娘。
承久の乱で河野氏は大打撃やったけど、そんな関係で命は助かった。。。
斎田(神田)
参拝終わる頃は、日が落ち、月が輝く
御朱印
(書置き)