2017年5月3日
正伝永源院の庭園を観てきました。
5/7(日)までの春の庭園特別公開ですので先に日記します。
正伝永源院
臨済宗大本山建仁寺の塔頭で、元は正伝院と永源庵の二ヶ寺でした。
本尊は釈迦如来
山門前で500円納めます。
塵一つ、雑草一つ無い入口に期待感高まります
新しそうな庫裏
順路は左を指しているが、右に鎮守社がありました。
順路通り、左に行くと織田信長の弟、織田有楽斎(おだうらくさい)のお墓があります。
正伝院と永源庵の二ヶ寺が1つになったと冒頭で説明しましたが
正伝院は織田有楽斎の菩提寺。
永源庵は細川家の菩提寺でした。
細川忠興の父、幽斎からとガラシャ夫人以降の細川家のお墓は大徳寺の高桐院にあります。
隣には、織田長好(有楽斎が一番可愛がった孫)や
織田有楽斎の次男織田頼長の娘で後陽成天皇第9皇子で関白一条昭良の正室になった孫のお墓もありました。
さて、早速、庭園を見ていきましょう
東の庭園のツツジは少し散り気味
方丈内から観たらこんな風景
方丈正面の庭園
方丈内から観たらこんな風景
写経は風流のある小部屋で出来ます。
西庭園
奥側につくばいがありました。
この奥では、お茶を頂く事が出来ます。
奥にあるのは、茶室如庵(復元されたもの)
本物は、愛知県犬山市の有楽苑に移築されています。
国宝で、茶室では日本に3つしかありません。
如庵の名前は、織田有楽斎のクリスチャンネーム「Joan」由来です。
最後に、正面庭園をゆっくりと堪能しました。
御朱印
「如庵」(書置きのみ)