今年は本にハマったけど、

お香にもハマって、

色々買った。

 

 

 

そうだそうだ、

義祖母のお見舞いに急きょ決まった帰省。

 

ペンション側がダブルブッキングで、

代わりにと提示してくれた一棟貸しに宿泊した時、

玄関にあったのが堀川のお香。

 

 

 

こんなお香知らないわ~

めっちゃ落ち着くいい香り~~~~って思って

ググっておいて帰宅した。

 

帰宅してから、

イオンモールとかでも見たけど、

堀川だけ売り切れてて、買えなかったり。

 

遂に同じお店に通りがかって再入荷してたので購入しました。

堀川を知ってから2カ月も過ぎてしまったけど。

 

 

堀川。

本当に素敵。

お香の線ってどこに流れていくのか

ふわりと部屋中に漂うあの優しい白い線を見てると

心が落ち着く。

 

義祖母の100歳のお誕生日の頃、

そろそろ危ないかもしれないということで、

急遽の帰省だった。

そうでなければ、今年、お誕生日に行けなかった。

 

お誕生日おめでとうございますと

お薬でうとうとされてる横で夫と話しかけ、

足をさすり、

土日顔を見て帰宅したその夜中、

義祖母は逝去した。

まるで、家に帰るのを見届けてくれたかのように。

 

優しい優しい義祖母だった。

 

98くらいまで、一人暮らしをし、

最後まで誰かを忘れることも無く、

自分のことを自分でしていたような方。

 

結婚した頃、

帰省の帰り道に義祖母の家に寄ってから

高速に乗って帰るのが常だった。

場合に寄り寄らないこともあったけど、

私が寄りたかった。

 

義祖母は夫が小さいころ子守で

預かることが多かったと、

何度もその頃の可愛かった夫の話をしてくれた。

いっちゃん、いっちゃんって。

うちの子どもたちの名前も覚えてくれていた。

義父は今でも怪しいし、

義母もたくさんいる孫の一人という感じで

うちの子を見てる。

でも、義祖母は違った。

きちんと顔を見て、話しかけてくれてたんだよね。

 

長女が寮に入るということで

挨拶に行った3月。

私の方の叔母は

何でそんな遠いところに行かせるの

みたいなことばかり言っていた。

 

でも、

義祖母は、

そうか、

遠い所へ。

でもやりたいことがあるんだよね。

おめでとう。

と、温かい言葉で送り出してくれた。

99歳のおばあちゃん。

 

長女は、ひいおばあちゃんのお葬式には出られなかったけど、

二女に、

長女のぶんまで手を合わせてねって話したら

神妙な顔で手を合わせていた。

 

 

義実家で生活するようになり、

コロナもあり

あまり話せない時もあったけど

私はおばあちゃんが好きで

大好きで、

今でも寂しく感じます。

 

お香はお線香の代わりにも使えると知ったので、

この堀川は、

お正月の帰省の時に持参して

おばあちゃんのお位牌に

お線香としてあげてこようと思います。

 

 

 
 
 
実は2022年の3月に京都旅行に行った際、
堀川を作っている松栄堂の博物館に行ってた。
一年半前は通り過ぎてしまったけど、
今回やっとあのお店のお香だと認識できた。