4月15日から4日間をかけて、鹿児島県の阿久根駅前から香川県の雲辺寺ロープウェイ山麓駅第二駐車場にブルートレイン2両が陸送、フェリーを利用し移設されました。某うどん店主様が、雨ざらしで保管されているこの車両を救おうとクラウドファンディングで資金を募り、今回の移設となりました。真夜中に伊予路、讃岐路を陸送されるブルートレインの貴重なシーン見たさに多くの鉄道ファンが行く先々に押し寄せたようですが、自分もその一人となりました。
移設先となった雲辺寺ロープウェイ山麓駅第2駐車場のすぐ上には、四国霊場第66番札所 雲辺寺へと通じるロープウェイがこの日も20分おきに運行されていました。「天空のブランコ」や「天空のフォトフレーム」など、SNS映えスポットとしても有名な山頂公園に行くのにもこのロープウェイを利用します。
雲辺寺山ロープウェイ麓駅
そこで見つけた「香る自販機」。
ボタンを押すと観音寺市の特産品伊吹いりこの出汁の匂いが漂います。
観音寺市内に10台設置予定だそうです。
その伊吹島が山麓駅駐車場からもきれいに見えます。
麓でこの眺めなら山頂からはもっと良い景色が広がっているのでしょう
この下の第2駐車場にブルートレインが運びこまれました。
さて、ブルートレイン陸送に話を戻します。夜の撮影とあって、できれば停車中を狙ってバルブで撮影できれば良かったのですが、どこで停車するかなんてわからないので、あわよくば信号で停車した隙を見て撮影できればと適当に街灯の灯りが多めな場所で待機します。風が強く、時より
雨がぱらつく中、数台の誘導車に続き「なは」が姿をみせました。しかし結果は惨敗、信号に引っ掛かることなく、予想以上のスピードで過ぎ去りました。予想通りの写真はブレブレ。
もう一両の「瀬戸」はいつ来るのか分からないのでとりあえず「なは」を追いかけます。
香川県に入ったすぐ先で停車する「なは」を発見。これはチャンスと思ったのですが近くに車を止めるスペースが無く断念。
別の場所で「せと」を撮影。お粗末な画像ですが、なんとか列車と分かると思います。
最後は、雲辺寺へと向かう山道の登り口付近で撮影。
ここでおっかけ撮影は断念。睡魔に負け退散。
睡眠をとって先のブログ記事にした高松空港での撮影、その帰りに、雲辺寺へ向かいました。
到着時はまだ台車を上げたり、移送に使用した道具等を片付けたりとまだ作業は続いていました。
近くで見るとかなり塗装が痛んでいるのが分かります。
観音寺となっているのが良いですね。
今年の秋に「四国遍路の駅」 オハネフの宿」として開業予定です。
以上です