3月19日、高知新港に豪華客船クイーン・エリザベス(QE)が初寄港しました。
当初、QEは一年後の2018年の3月に高知初寄港が発表されていましたが、
今回の高知寄港は、日本発着クルーズの中での航路変更により急遽決まりました。
1年後にQEの姿を見れることを楽しみにしてはいましたが、
前倒しでその姿を見ることが出来とてもありがたい航路変更となりました。
連休中で天気にも恵まれて、大勢の見物人が訪れていました。
広い見物人用の駐車場も完備されていますがほぼ満車状態。
今回は新港までのシャトルバスも運行されてこの船の注目度が分かります。
総トン数:90,400トン
全 長:294メートル
乗客定員:2,092名
乗 員:約900名
就 航:2010年10月
船の大きさだけならもっと大きなものがありますが、
知名度では世界でもっとも有名な豪華客船と言えるでしょう。
黒と白が基調なカラーがどことなく英国感を漂わせている感じがします。
以前に見たクルーズ船のクァンタム・オブ・ザ・シーズの時には、
船客が高知観光を行うための観光バスが100台以上運行されたようですが、
今回は数十台程度だった模様です。船客の数が全然違うのでそうなるでしょうね。
ここまでは午後から撮影したものでしたが、ここからは入港の模様を。
家を出る前にマリントラフィックでQEの現在地を確認。
10時予定の入港時間が少し早そうに思えたので急いで家を出発。
8時に高知新港に到着しましたが、すでに駐車場には多くの車と見物人の姿が。
以前に高知の観光地や客船の情報を教えて頂いた方、
また撮り鉄をご一緒させていただいた方など見覚えのある方の姿もありました。
到着時すでにQEの姿は沖に見えました。
予想通りよ予定時刻より早めの入港となりそうです。
残念なことは午前中は逆光となるために、遠くのQEの姿はほぼシルエット状態。
海上保安庁の巡視船「PS-18 さんれい」が、
警戒のために湾内で待機しています。
船首から湾内に進入し、その後右舷を接岸場所に向け後退していきます。
接岸に使用されるタグボートからは歓迎の放水シャワー。
デッキにはたくさんの乗客の姿が見えます。
客室バルコニーからユニオンジャックを振る乗客の姿。
日本向けの豪華客船の乗客と言えばアジア系の人のイメージが強いのですが、
流石に今回のクルーズの乗客はほとんどが英国人のようで、
アジア系の人の姿はあまり見かけませんでした。
したでは歓迎のセレモニー。
盛大によさこい旗をふって歓迎。
地元高校の吹奏楽部は「サンダーバード」のテーマ曲を演奏。
なんでサンダーバード?かなと思っていましたが
おそらく日本でも人気の英国製作のSF人形劇だからでしょうね。
午前中の撮影を終えた後に時間つぶしでうろうろ。
少しの間だけ高知空港に立ち寄ってみました。
場所はいつもの海側の堤防。
この日はエアバンドを持ってきておらず、
不意を突いてチェックスター8が飛び去って行きました。
JA008G
しばらく待って唯一撮影した離陸機。
JA3844
なぜか愛媛県の防災ヘリが空港に着陸。給油をしている姿も見えました。
どうやらこの日に高知で起きた山林火災に高知の防災ヘリが不調で飛べず、
応援で消火活動を行っていたようです。
こちらは空港に行く前に立ち寄った道の駅から撮影した9640形。
ごめん・なはり線もいちどじっくりと撮影してみたいですね。
以上