ヒグラシが泣く季節まで | Fuga Del Gatito Blog

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花火が 舞い上がる 思い出にしたい季節
ヒグラシが泣く時まで 待って 待ってよ


無邪気に 話していたね 思い出にしようって
1人 帰り道 夜空を見上げると 花火空


思い出に出来ない もう もうアナタは
私のそばに 居てくれないのだから


浴衣姿の 君をそっと 見つめてみたかった
繋いだ手を 振りほどく 貴方の後ろ姿が
どこか 今にも消えそうな 儚し 線香花火


朝顔の様に 咲いて 枯れて行く
そんな 恋も 愛も 今は懐かしいよ


花火が 舞い上がる 思い出にしたい季節
ヒグラシが泣く時まで 待って 待ってよ


さざ波に 邪魔されて 掻き消えた 思い
ねぇ なにを 風に乗せて 言っていたの?


初恋の手紙を 持ち続けている 貴方は
私よりも ずっと 過去を 見続けていたんだね
それでも 貴方と この花火を瞳に映したかったよ


ヒグラシが ヒラヒラと朽ちて 夏が終わる その日
私は 思い出から そっと 旅立つの


花火が 舞い上がる 思い出にしたい季節
ヒグラシが泣く時まで 待って 待って欲しかった










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