聴こえない 遥か 沈みし 水底の果て
食い込む 柵 Fiordaliso 首飾り
僕の 手 足 身体に 冷たく 絡み付く
沈む 沈む 沈む 鼓動が止まった 心と共に
叫ぶ 叫ぶ 叫ぶ 潰れた喉から 痛みが流れ込む
抗う 抗う 抗う 風の音が無い この世界から
視線 棘 陽炎ほどの 薄硝子
麻痺する キモチ 突き刺さる 棘
小さな 赤子の手で １つ１つ 紡ぐ
気泡の風 体を滑らかに すり抜け
貝の屍 生き物の骸 踏みしめれど
胎動する 虚言 終わりに 歩み戻る 雫
聴こえない 遥か 沈みし 水底の果て
食い込む 柵 Fiordaliso 首飾り
僕の 手 足 身体に 冷たく 絡み付く
閉じた 瞼から流れる 感情は
魚の様に 暗い世界 あても無く ただ泳ぐ
吐き出した 感情は 珊瑚の様に
すれ違う 者者に 生温くしがみつく
流れる 流れる 流される
孤独なこの場所で 聴こえないふり 身を任せる
溺れ 溺れ 沈む もう泳ぐ事 叶わぬ
砂利まじりな心は 海に とろけあい
感覚は 深き世界の彼方へ
༺ནཎ༒Fuga༒ནཎ༻