愛を囁ける 一間の時だけ 気持ちを囁かせて下さい
囁こうとする時 甘い口づけで 言葉を遮るのは
聴きたくないから？ それとも 直接伝えたいから？
カラスの様に荒々しく サヨナキドリの様に美しく
こんなくだらない 僕でも 愛を囁きたいんだ
でも 君はどうして どこか遠くを 見つめているの？
この息苦しく 喉が 焼ける様な 心夕凪
吐き出したい 狂おしい程 伝えたい
星月夜 こんなにも 物悲し 君への 想い
壊れてしまう 気持ちなら 無骨なこの手で
僕の気持ちを 砕いてしまおう 雫気持ち 夏の露
愛を囁ける 一間の時だけ 気持ちを囁かせて下さい
囁こうとする時 甘い口づけで 言葉を遮るのは
聴きたくないから？ それとも 直接伝えたいから？
満たされるるべく 流れ落ち 露時雨 音色
籠らぬ カラ(空)の 言葉 身体 突き刺さる
しらぬれば こんなにも 愛で満たされていたのに
君の気持ちは 桐一葉 戻らぬ 君の横顔 白露
まるで 僕達の気持ちは 枯蔓のように
この気持ち とどかない 拾いもせず 君は 朽葉
悶えゆる 両手で 掴み絞めたい 君の 片手
帰り花 なれずとも ひと時 繋いで欲しい
忘れる その時まで 瞳 この心から 逸らさないで
愛を囁ける 一間の時だけ 気持ちを囁かせて下さい
囁こうとする時 甘い口づけで 言葉を遮るのは
聴きたくないから？ それとも 最後の温もりだから？
༺ནཎ༒Fuga༒ནཎ༻