『親の品格』坂東 眞理子(PHP新書)を読みました。たまたま近くの図書室の新刊コーナーを覗いたらあったので、試しに読んでみようかと。言わずとしれた『女性の品格』の著者の本ですね。
感想:「あっそ」
まぁ、はずれたことは書いてないんです。ちょっと古いかなぁと思うところとかもありましたけど、おおむね「ふんふん」と。時々「ふーん」と思う箇所もありましたが、全体を通してみると
「そんなあたりまえのこと並べたてられてもねぇ」と。
その「あたりまえ」が難しい世の中になっているのはわかりますし、私も全部ちゃんとできているかといわれれば、できてません。でもなぁ・・・『品格』という言葉をわざわざ使って書く内容ではないと思いました。『女性~』の方は読んでませんが、推して知るべし、といったところでしょうか。
オットに感想を述べたら「ま、昔は『冠婚葬祭のマナー』とか言う本だって必要なかったわけだし、人から人へ伝わらなくなったことを書いてあると思えばいいんじゃん?」といったオトナな感想が返ってきてちょっとチッと(笑)
先日友人と「新書がどんどんカルくなる」という話をしていたんですが、この本もその一部かと。まぁ、出版社も売るためにはなりふりかまっていられないんでしょうが、一昔前の少々お堅いイメージであった新書が懐かしい。『品格』という言葉もあちこち使われすぎですね。本来、誇示するものではなくつつましく、さりげなくあるのが『品格』だと思いますので、言葉自体の価値が下がりまくっている気がします。
ただ、うちのチビ子にこういう無形の財産をどうやって伝えていったらいいのかな?と考える契機にはなりました。