待機児童の現状報告(中央区) | 佐藤あつこオフィシャルブログ「中央区☆あつ子通信デジ」Powered by Ameba

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中央区議会議員 佐藤あつこによる子育て世代のための情報あれこれ





119人。本区(中央区)における待機児童数です(平成274月現在)。


 

 


 

10年前(平成16年)の出生数はわずか798人であった本区ですが、昨年1,838人の赤ちゃんが生まれました。





日本の合計特殊出生率1.43%という中で、人口増加率1位、65歳以下の人口の比率の多さ、そして赤ちゃん出生数と子育て世代の多さは本区の特筆すべき点であり、うれしい限りです。













新川児童館の様子








 

 


 

しかし喜んでばかりはいられません。平成26年に生まれた赤ちゃん(1,838人)は今年0歳児保育を必要とし、3年後には幼稚園に入園、6年後には小学校に入学ということになります。











新川赤ちゃん天国の様子





 

 


  国では、先の消費増税により、追加の恒久財源を確保したことで、「すべての子ども・子育て家庭を対象に、幼児教育・保育、地域の子ども・子育て支援の質・量の充実を図る」という子ども・子育て支援新制度がスタートしました。 

 


 

この一環が「待機児童解消加速化プラン」です。





今年度から29年度までを「取組加速期間」と位置づけ、平成29年度の終わりまでに待機児童解消、つまり待機児童0!! を目指すというものです。


 

 


 

本区もこのプランに参画をしており、私立認可保育園の増設等、様々な施策を試みておりますが、保育所の整備(ハコもの)だけでなく、それに適うヒトの育成、確保が重要です。





 




待機児童の問題は、出産や子育て、保育園に預けられずに退職するママが後を絶たないこと(M字カーブ問題)や、出産や子育てに希望がわかないことから予定子ども数を下回る出生数等の原因ともなり得る極めて重層的な問題です。





 

 


 

すべての女性を応援する中央区として、子育て環境における物的人的資源共にしっかりと整えていくことを強く希望して、私の先の福祉保健委員会の質問を結びました。











児童館ではめずらしいボルダリング(新川児童館)