ミンソクとジョンデの愛の記録・・
「そうだよね・・
ジョンデは、ずっとミンソギヒョンが好きだったからなあ。」
「ジョンデは、分かりやすいからなあ・・
想いが顔に出るんだよなあ。
だから、エリ(ファン)達に知られたんだけど・・」
エリ(ファン)達が、大事に残しておいてくれたに映像に愛があふれていて・・
幸せな思い出に浸る事が出来た時間でした。
『ちょっと待って!!
ヒョン!』
突然、大きな声で誰かが叫びました。
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![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
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そう、この感情で生きる男ジョンイン様。
何も考えず、思ったまま叫んでました。
「ジョンデヒョン!
襟飾りって・・・
何でリングじゃないのさ?」
ジョンデは、ジョンインの大きな声にビックリしていた。
そして、その細い目を大きく開けてジョンインに答えるのだった。
「ジョ・ジョンイ二・・
大きな声でビックリするだろ。
何が?
襟飾りが気に入らないのか?
ああ・・
なぜ、リングをあげないのかって?」
「そうだよ、俺達もジュンミョンヒョンの所だってマリッジリングしてるんだ。
記念なんだから・・
ミンソギヒョンにあげればいいのに。」
ジョンデは、八の字の眉毛をより下げて困った顔になった。
そして、優しくミンソクの顔を見ながら、『リングはいいんだ』とつぶやいていた。
「ヒョンは元々、装身具を付けないし、あまり好きでは無いのは知ってる。
僕と一緒になってくれるだけでも幸せなのに、それ以上は求めてないよ。
それに、ヒョンが嫌がる事はしないから
だから、リングじゃ無くて襟飾りにしたんだよ。
だから・・
ジョンイ二、責めないでくれよ・・」
「そうだよ、ニニ(ジョンイン)
リングが無くったって、愛し合ってるんだから良いんだよ。
それぞれのカップルが幸せなら、どうでも良いことだからな。
ジョンデを責めるような言い方は止めるんだ。」
ジョンインの横にいたギョンスが、腕を引っ張りながら軽く叱るような言い方をした。
ギョンス大好きなジョンイン、叱られてちょっとしゅんとしてしまった。
ジョンインの様子を見ていたジョンデは、少しかわいそうになってきたので・・
「ギョンス。
ジョンインを叱らないで・・
悪気が無いのは皆しってるから。
ありがとう、ジョンイ二。
僕らはリングが無くても、ずっと仲良しで行くからね
心配しなくて大丈夫。」
ギョンスは、『ごめんねは?』と小さくつぶやくと、ジョンインの頭をポンポンと叩いた。
「うん!
分かってる・・
ジョンデヒョン、ごめんなさい。
二人がそれで良いって言うんなら・・
二人が幸せなら、それで良い。
ギョンスヒョン・・これでいい?
・・・怒らないでよ。」
ちょっとすねたように、ギョンスの後ろからバックハグするジョンイン。
「怒ってないよ、ニニ(ジョンイン)。
でも、もう少し相手の気持ちを考えて喋ろうね。
大人にならないと、ニニ(ジョンイン)の優しさを分かってもらえないから・・・」
ミンソクとジョンデは、ニコニコと笑いながらジョンインのそばに来ると、二人でそっと抱きしめてあげるのだった。
「ありがとう、ジョンイン。」
「ジョンインの優しい気持ちは分かってるからね・・」
ジョンインは、照れくさそうに『うんうん』と頷いていた。
パンパンパン・・!
手を打ちながらジュンミョンが前に出る。
「さあさあ・・二人の『愛のヒストリー』を楽しんで頂けましたでしょうか?
懐かしかったですねえ・・
ヒョンも若くて、かわいいかったなあ・・
ああっ!!
こう言うと、ヒョンは何時も怒っていたっけ・・・
正直な気持ちを言っただけなのにね。(笑)」
ジュンミョンはそう言って、ミンソクの方を見ながら肩をすくめて見せるのだった。
「それでは、パーティーの最初にお祝いの乾杯をしたいので・・
ギョンス!
挨拶して、乾杯の音頭を取ってくれないか?」
きょとんとするギョンス。
「僕・・?
僕で良いのかい?」
「ギョンス・・
頼むよ。」
ミンソギヒョンがニコニコしながら言っているので・・
「分かったよ。」
少し緊張しながら、ギョンスはテーブルのシャンパングラスを持った。
「じゃあ、皆グラスを持って・・
ミンソギヒョン。
ジョンデ。
本当におめでとう。
皆、凄く喜んでるんだよ。
ジョンデヤ・・・
ヒョンと一緒に幸せになってよね。
では、二人の結婚を祝して・・
乾杯!!」
「かんば~い!!」
「おめでとう。」
「乾杯!!
おめでとう。」
本当に皆、嬉しそうです。
乾杯が終わると、ジョンデとミンソクはカウンターに入り、オードブルや食事を用意しだした。
「簡単な軽食しか準備出来てないんだけど・・
良かったら食べてね。
ジョンイナ!
チキンは、たくさんあるからお腹一杯食べられるよ!!
飲み物は好きな物を言ってくれ。
皆の嗜好は分かっているつもりだから・・」
ミンソクは、自分達が中心なのを忘れたように、皆の要望を聞きながらくるくると飛び回っている。
それを見ながら、やれやれと言った表情でジュンミョンが立ち上がり話し始めた。
「ジョンデ、ミンソギヒョン・・
二人が主人公なんだから、前に座っててよ。
そうそう・・・
まず、座って・・
じぁー、次に進みますよ。
では、皆さんお楽しみのプレゼントコーナーになります。
誰からにしようかな・・?」
「あの、ジュンミョン!
ごめんなさい。」
「えっ?!」
「少し、話をさせてもらっていいかしら?」
突然、声をかけてきたのは・?
ヌナ(姉さん)!!
チャニォルのお姉さま。
パク・ユラでした。
な・な・何を話すというのでしょうか?
突然言われて。ジュンミョンも戸惑っている様子・・・
「ユラヌナ(姉さん!
話しって何でしょう?
サプライズな何かでしょうか?」
ユラヌナ(姉さん)は、少し困った顔をしながら・・
「そう・・・
サプライズな事だけど・・
チャニォルとベッキョンの事で、皆に知らせたい事があるのよ。
少し時間をもらえたら嬉しいんだけど。」
「ヌナ(姉さん)!!
急に話したら、皆ビックリするだろう!
お祝いの席なんだから、後で・・」
ベッキョンが、叫び気味に立ち上がるのをチャニォルが引き戻した。
「ベッキョナ・・
何時までも知らせないわけにいかないよ。
僕の為なら、もう良いんだよ。
悪いニュースじゃないんだ。
ヒョン達と一緒に
祝ってもらえば良いんだよ。」
「チャニォル・・・
良いのかい。
僕は、何を言われてもいいんだ。
でも・・・
・・・」
良いサプライズなんでしょう・・!
何故、ベッキョンは・・
口ごもるのでしょうか・・?
何故・・・