『バリスタ XIUMIN』13 | 紗蘭U-KISS/EXO/VIXXの”愛を綴る”

紗蘭U-KISS/EXO/VIXXの”愛を綴る”

愛すべき人々のお話を書きました。
妄想です。自分では無い意志を感じます。
美しい人へ、愛の思いを届けたい。

 
 
 
 
 
 
 

 
 
 

 
ミンソクとジョンデの愛の記録・・
 
 
 
「そうだよね・・
 ジョンデは、ずっとミンソギヒョンが好きだったからなあ。」
 
 
 
「ジョンデは、分かりやすいからなあ・・
 想いが顔に出るんだよなあ。
 だから、エリ(ファン)達に知られたんだけど・・」
 
 
 
エリ(ファン)達が、大事に残しておいてくれたに映像に愛があふれていて・・
 
 

幸せな思い出に浸る事が出来た時間でした。
 
 
 
 


 
『ちょっと待って!!
 ヒョン!』
 
 


 
 
 突然、大きな声で誰かが叫びました。
 
 
 
 
ポーンポーンポーン滝汗滝汗
 
 
そう、この感情で生きる男ジョンイン様。
 
 
何も考えず、思ったまま叫んでました。
 
 
 
 
「ジョンデヒョン!
 襟飾りって・・・
 何でリングじゃないのさ?」
                                   
 
 
 
ジョンデは、ジョンインの大きな声にビックリしていた。
 
 
 
そして、その細い目を大きく開けてジョンインに答えるのだった。
 
 
 
「ジョ・ジョンイ二・・
 大きな声でビックリするだろ。
 何が?
 襟飾りが気に入らないのか?
 ああ・・
 なぜ、リングをあげないのかって?」
 
 
 
 
「そうだよ、俺達もジュンミョンヒョンの所だってマリッジリングしてるんだ。
 記念なんだから・・
 ミンソギヒョンにあげればいいのに。」
 
 
 
ジョンデは、八の字の眉毛をより下げて困った顔になった。
 
 
 
そして、優しくミンソクの顔を見ながら、『リングはいいんだ』とつぶやいていた。
 
 
 
「ヒョンは元々、装身具を付けないし、あまり好きでは無いのは知ってる。
 僕と一緒になってくれるだけでも幸せなのに、それ以上は求めてないよ。
 それに、ヒョンが嫌がる事はしないから
 だから、リングじゃ無くて襟飾りにしたんだよ。
 だから・・
 ジョンイ二、責めないでくれよ・・」
 
 
 
「そうだよ、ニニ(ジョンイン)
 リングが無くったって、愛し合ってるんだから良いんだよ。
 それぞれのカップルが幸せなら、どうでも良いことだからな。
 ジョンデを責めるような言い方は止めるんだ。」
 
 
 
ジョンインの横にいたギョンスが、腕を引っ張りながら軽く叱るような言い方をした。
 
 
 
ギョンス大好きなジョンイン、叱られてちょっとしゅんとしてしまった。
 
 
 
 ジョンインの様子を見ていたジョンデは、少しかわいそうになってきたので・・
 
 
 
「ギョンス。
 ジョンインを叱らないで・・
 悪気が無いのは皆しってるから。
 ありがとう、ジョンイ二。
 僕らはリングが無くても、ずっと仲良しで行くからね
 心配しなくて大丈夫。」
 
 
 
 ギョンスは、『ごめんねは?』と小さくつぶやくと、ジョンインの頭をポンポンと叩いた。
 
 
 
「うん!
 分かってる・・
 ジョンデヒョン、ごめんなさい。
 二人がそれで良いって言うんなら・・
 二人が幸せなら、それで良い。
 ギョンスヒョン・・これでいい?
 ・・・怒らないでよ。」
 
 
 
ちょっとすねたように、ギョンスの後ろからバックハグするジョンイン。
 
 
 
「怒ってないよ、ニニ(ジョンイン)。
 でも、もう少し相手の気持ちを考えて喋ろうね。
 大人にならないと、ニニ(ジョンイン)の優しさを分かってもらえないから・・・」
 
 
 
ミンソクとジョンデは、ニコニコと笑いながらジョンインのそばに来ると、二人でそっと抱きしめてあげるのだった。
 
 
 
「ありがとう、ジョンイン。」
 
 
 
「ジョンインの優しい気持ちは分かってるからね・・」
 
 
 
ジョンインは、照れくさそうに『うんうん』と頷いていた。
 
 
 
 
 
パンパンパン・・!

手を打ちながらジュンミョンが前に出る。
 
 

「さあさあ・・二人の『愛のヒストリー』を楽しんで頂けましたでしょうか?
 懐かしかったですねえ・・
 ヒョンも若くて、かわいいかったなあ・・
 ああっ!! 
 こう言うと、ヒョンは何時も怒っていたっけ・・・
 正直な気持ちを言っただけなのにね。(笑)」
 
 
 
ジュンミョンはそう言って、ミンソクの方を見ながら肩をすくめて見せるのだった。
 
 
 
「それでは、パーティーの最初にお祝いの乾杯をしたいので・・
 ギョンス!
 挨拶して、乾杯の音頭を取ってくれないか?」
 
 
 
きょとんとするギョンス。
 
 
 
「僕・・?
 僕で良いのかい?」
 
 
 
「ギョンス・・
 頼むよ。」
 
 
 
ミンソギヒョンがニコニコしながら言っているので・・
 

 
「分かったよ。」
 
 

少し緊張しながら、ギョンスはテーブルのシャンパングラスを持った。
 
 
 
「じゃあ、皆グラスを持って・・
 ミンソギヒョン。
 ジョンデ。
 本当におめでとう。
 皆、凄く喜んでるんだよ。
 ジョンデヤ・・・
 ヒョンと一緒に幸せになってよね。
 では、二人の結婚を祝して・・
 乾杯!!」




「かんば~い!!」



「おめでとう。」



「乾杯!!
 おめでとう。」




本当に皆、嬉しそうです。



乾杯が終わると、ジョンデとミンソクはカウンターに入り、オードブルや食事を用意しだした。



「簡単な軽食しか準備出来てないんだけど・・
 良かったら食べてね。
 ジョンイナ!
 チキンは、たくさんあるからお腹一杯食べられるよ!!
 飲み物は好きな物を言ってくれ。
 皆の嗜好は分かっているつもりだから・・」



ミンソクは、自分達が中心なのを忘れたように、皆の要望を聞きながらくるくると飛び回っている。




それを見ながら、やれやれと言った表情でジュンミョンが立ち上がり話し始めた。



「ジョンデ、ミンソギヒョン・・
 二人が主人公なんだから、前に座っててよ。
 そうそう・・・
 まず、座って・・
 じぁー、次に進みますよ。
 では、皆さんお楽しみのプレゼントコーナーになります。
 誰からにしようかな・・?」






「あの、ジュンミョン!
 ごめんなさい。」




「えっ?!」




「少し、話をさせてもらっていいかしら?」



突然、声をかけてきたのは・?




ヌナ(姉さん)!!



チャニォルのお姉さま。



パク・ユラでした。



な・な・何を話すというのでしょうか?

 
 
 
 
突然言われて。ジュンミョンも戸惑っている様子・・・
  



「ユラヌナ(姉さん!
 話しって何でしょう?
 サプライズな何かでしょうか?」




ユラヌナ(姉さん)は、少し困った顔をしながら・・



「そう・・・
 サプライズな事だけど・・
 チャニォルとベッキョンの事で、皆に知らせたい事があるのよ。
 少し時間をもらえたら嬉しいんだけど。」




「ヌナ(姉さん)!!
 急に話したら、皆ビックリするだろう!
 お祝いの席なんだから、後で・・」 
 
 

 
 ベッキョンが、叫び気味に立ち上がるのをチャニォルが引き戻した。





「ベッキョナ・・
 何時までも知らせないわけにいかないよ。
 僕の為なら、もう良いんだよ。
 悪いニュースじゃないんだ。
 ヒョン達と一緒に
 祝ってもらえば良いんだよ。」





「チャニォル・・・
 良いのかい。
 僕は、何を言われてもいいんだ。
 でも・・・
 ・・・」





良いサプライズなんでしょう・・!
 
 



何故、ベッキョンは・・




口ごもるのでしょうか・・?




何故・・・
 
 
 
 
 
 
 



 
 

 

 


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