数日後、モラ夫から大量の荷物が
送られてきました。






言っていた通り、賃貸を退去したの
でしょう。






あんなに「着払いで送る」と騒いで
いたモラ夫でしたが、





結局元払いでした。





謎です。
せめてもの罪滅ぼしでしょうか。






賃貸に引っ越してから、1ヶ月半
ほどで家を飛び出した私。







もうあの家に帰ることもないのか・・・







短かったなあ・・・








これから、どうなるのかなあ・・・







と物思いに耽りつつ、モラ夫からの
荷物を開梱。







私の私物に加えて、






しゃもじなど、正直入れられても
困るものを乱雑に入れ、






結婚指輪や婚約指輪などの、
金目のものは抜いて。





私の友人たちがお祝いにくれた品
なども、入っていませんでした。






荷物内容にもモラ夫らしさを
感じます。






荷物に貼られた伝票には、
小さくて筆圧の弱い文字。





モラ夫の字は、いつも大きくて、
筆圧が強かったです。





誰が書いたんだろう?
もしかして、彼女でもできたのかな?
と思いました。






しかし、よく見ると、モラ夫の
文字でした。






それは、今までに見たことがない
くらい弱々しい文字。





裁判所などの権威が怖いのは、
私よりもモラ夫。






取り下げてほしいとの連絡を
もらえないモラ夫は、





振り上げた拳を下ろすことができず、





怖くてどうしようもなかったのかも
しれません。


 

 



お読みいただき、ありがとう

ございました。