前回の続きです。





モラ夫から一万円札を受け取った
私は、




なんとも複雑な気持ちでした。




常に「お金がない」と繰り返す
モラ夫。




一万円札は、私にとって大金でした。




それを、軽く渡してくるのです。




自分が連休で遊び呆けることへの、




せめてもの罪滅ぼしだったのでしょうか。




しかし私は、大金を前に混乱しました。




自分の懐が潤い、ほっとする気持ち。




家計を心配する、不安な気持ち。




モラ夫の機嫌も、気になります。




でも、呆れて見せこそするものの、




連休が楽しみで仕方がないであろう
モラ夫は、




それほど私を責め立てることを
しませんでした。




私はモラ夫に、おそるおそる





「お金、あるの?」




と、尋ねました。




「ないけど、しょうがないだろう」





と、まるで私が悪いかのように
呆れて見せる、モラ夫。





「今月お金ないから、できるだけ
家族カード使って」




と一言、釘を刺されて。





『お金がない』のは、今月に
限ったことではないはずです。





カードローンの利用を呆れられた
私でしたが、





カードローンの利用について
モラ夫に伝えたのは、




初めてのことではありません。




前々から、自身の携帯電話料金
の支払い等で、




カードローンを利用するしかない、
ということは、




モラ夫に伝えていました。




なぜ、そこまでお金がなかった
かと言うと、




モラ夫に現金を渡したからです。






モラ夫は、それを知っていながら、




普段は見て見ぬふりをして、




自分の都合で私を責めるのでした。




狂っているとしか言いようのない
金銭感覚。





多額の借金をすると、こうなるの
でしょうか。





私には、到底理解し難い感覚。




どんなつもりで、8ケタもの
借金を背負っているのだろうと
思います。





離婚した今、理解する必要も
ありませんが。




心の底では、震えて、大泣きしながら、




誰かに縋り付きたくて、




仕方ないだろうなあと、





勝手に予想しています。




お読みいただき、ありがとう
ございました。





もうすぐお買い物マラソンですね。


イベントバナー


半額クーポンが、出ていました。