8/20(日)
短大時代の友達の投稿から
「鎌倉」のワードが出て
なんとなく感慨にふけっています
初めて親元を離れて
それまで住んでいた長崎を離れ
東京に出てきて演劇を学ぶ少女が
少し遠出をして自然に身を置いたり
心身をリセットする場所みたいなところが
当時、鎌倉でした
そんなに頻繁に行ってたわけではないと思うけど
何かの時には
「そうだ、鎌倉行こう」
と（笑）
主に1人で、時に友人と、行っていたキオク
1人で行く時は必ず
当時駅前にあった
ダリ展をやっているお店に行って
ダリのぶっ飛んだ色々に刺激を受け
そして、海
ただただボーッと
何時間も海を見て過ごしたり
神社さんの境内で過ごしたり。。
忘れていたちょっとしたキオクが
プツ、プツッと、、
弾けた数珠のひとつひとつみたいに
まだ1本の紐で繋がっていない状態で
単体で浮かび上がってくるみたい
その頃の相対的な感覚はあるのだけど
細かいことはどうも忘れていることが多い。。
でもそんな中で感じるのは
「ひとりが好きだった」
…ような気がしていたキオクの中で
でも聞くと結構誰かと一緒だったり
友人たちと出かけてたりもしたんだなと。。
そばにいてくれる人が
あの頃もたくさんいたんだなということに
ちょっとびっくりしている今でありました。。
私の中にないキオクを
誰かが覚えていてくれていたり
誰かの忘れているキオクを
私が覚えていたり
そんなひとつひとつに笑っちゃうけど
私が忘れているキラキラした瞬間が
たっくさんたっくさんあったんだなと思うと
今も思い出せないことにすら
愛しさが込み上げてきたりします
そうしてやっぱり
ここにたどり着いてしまう
そのときそのときの
すべての瞬間瞬間に
心から感謝
覚えてるキオクも
思い出せないキオクも
忘れてるキオクも
忘れ去られているキオクも
ただただ
心から感謝
いろんな場所にワタシはいて
笑ったり泣いたり
悩んだり怒ったり
怠慢だったり一生懸命だったりして
ちゃんと生き
ちゃんと生かされてたんだなと思うと
同じように今、この瞬間も
私たちはやっぱり
ちゃんと生き
ちゃんと生かされてるんだと
不確かな
確信と感謝が湧きあがってきます
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