【歩き旅日記】熊野古道伊勢路その8〜リハだと思っていたら… | fufu official blog

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日野原希美と藤本ゲンのfufu( ふふ )のブログです。
『 夫婦 』 であったり
『 ふふっ 』 と笑う笑い声だったり
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母が子に与える無償の愛や、大自然が私たちに与える無償の愛のような
音楽を奏でています。

4/5(金)

【歩き旅日記】熊野古道伊勢路その7〜峠峠詐欺
からの続きですニコニコ

熊野古道伊勢路 夫婦で歩き旅照れ
お陰様で9日目。

↓お世話になった「嬉志乃」さん前にて。
美味しい朝ごはんで元気モリモリ。
希美さん、この旅始まってから睡眠が
大体4時間平均くらいで。
眠りが深いから大丈夫なんですけど
いつもの遅寝遅起き生活から一転、
早起きが身についてしまった…
今日はちょっと眠し。。

「嬉志乃」さんをちょっと遅めの8時35分に出て
美しい景色を見ながら車道脇の小道を入ります。
昨日越えた「八鬼山峠」が伊勢路の1番の難所だと
ありとあらゆる本や、女将さんが仰っていて
それを越えた自負と安心感の中、
今日は遅めの出発で余裕かましていたのですけど
最初の小道「ヨコネ道」から
まずガツンとアッパーくらいましたね。

嬉志乃の女将さんも
「散歩道みたいなやつ」
「今日通る他の峠もさほどじゃない」
的なニュアンスだったからほんっとうに余裕こいてたら
登り口に杖あるし、いきなり中々の階段だし、
いやいやこれって普通に登山では…??

↓ゲンさんなんて、現実が受け入れられずに
一瞬あからさまにうろたえてましたからね(笑)
↑素敵な道なんですよ。
とっても心地よく、左に海もありながらの
気持ちのいい道なんですけど
なんせ名前が「ヨコネ道」だから
それこそ軽いの想像しちゃうじゃないですか。。
「リハーサルだと思ってたらいきなり本番だった」
「練習だと思って行ったらいきなり録音だった」
くらいにインパクトのある道でした。
八鬼山峠で迷わなかったのに
ヨコネ道で迷いそうになりましたからね(笑)
私の中では峠です。
峠認定してほしいおーっ!

それでもなんとかヨコネ道を終えて
杖を返すところがないまま車道にいったん出て
「三木峠」へと続く自然道を進みます。

↓いい景色なんですよ。
ここは事前に「峠だ」と脳も認定してるから
多少きつくても頑張れるんですけどにやり
↓三木峠、着きました照れ
いやぁ、今日は暑い。
汗ばむ体に吹いてくる風が心地よかった!
マスクの口をゲンさんに開けてもらって水を飲む(笑)
↑展望台もあったので行ってみたけど
景色としては途中で見た景色の方が好みでしたニコニコ

三木峠を下りて、次に越える「羽後峠」を目指します。
続いて出てくる峠なので、
三木峠から連なって行けるのかと思いきや…

まさかの。
いったん三木峠をキレイに下りて車道に出て、 
さらに下へ下へと海の高さまで下りきってか・ら・の、
羽後峠を上る道…

↓ひたすら歩く自然道照れ
山の神様にもご挨拶。
ずっと前の道にも祀られていた山の神様に
ご挨拶できてすっごく嬉しかったですおねがい
見事な「猪垣(ししがき)」などなども特徴的。。
↑なかなかキツかった羽後峠も越えて

↓お花や景色にたくさん癒されながら…
しばし案内板のある古道を歩きます。

↓ホテルのあたりにものすごい存在感を放つ、
クスノキさんをゲンさんが発見!
↑本当にりっぱな木!
幹の大きさが、、だと思うのですけど
県のNo.3だそうですびっくり

↓少し古道から外れますが
素敵な神社発見。
「飛鳥神社」
まず大木が目に入る。
奥に進むとさらなる大木、大楠が!
「後ろにまわってください」
というような看板もあってとても好きでした!

↓絵になる男チュー
↓比較的すぐ、次の峠が出てきます。
「甫母(ほぼ)峠」
「曽根二郎坂 太郎坂」を含む峠。

↓また新たな杖をお借りして。
表示に「峠まで1時間」の案内があったので
「私たちは1時間半くらいかな…?」
と言いながら今日もゲンさん先頭で
ずっと歩いておりました(^O^)
結果、峠に着くのに55分!!
案内板の表示より5分早い爆笑
こんなの初めてっす!!
いやいや、ここ、充分難所でしょう…
と言いながら…

それがですね。
この峠は「峠まで」より「峠から」の方が
地図上で道は長いと。
でもその分なだらかに下りていくんじゃなかろうか、
と話していたらばですね。
にゃにゃにゃんと!!
まさかの、峠の先に上りありガーン

あぁ、、
これ昨日もあったやつだ。
八鬼山峠の峠峠詐欺(笑)
(…って、聞こえが悪いけども…)

「ここは道路で行ったら3差路みたいになってるから
1番高いところに峠があるわけではない」

というところでゲン&希美は納得して
頑張って上がりました。

…正確にいうと、いったん頂上らしきところに着いて
その後も下って上り、下って上りを何箇所か繰り返し
遠ざかっていく海の景色に不安を感じながら、、

一体この状態で日が暮れるまでに峠を越せるのかとびっくり

何度でもいうけど、
いやいやここ、充分難所でしょうガーン

↓壮大な…(笑)
不安になりながらも写真におさめたくなってしまう。
戦う男・ゲン
↓何でもない下り道ですってんころん(笑)
杖があって助かったチュー
日暮れまでに…
何とか越えました〜!
そしてまだ赤くないけど山に入っていく夕日を見ましたニコニコ
↓旅が始まってから9日間。
ゲンさんがずっと食べたがっていたラーメンが
今日の夕食であります照れ
山でも「ワンタンメーン!」「ギョーザ!」
と毎日歌ってました(笑)
ワンタンメンでもなく、
ギョーザもなかったのだけど、
美味しいラーメンに、ラーメン欲が満たされまくり(笑)

曽根次郎坂・太郎坂は
半端なくキツかった!
峠から最初がなかなか下り切らないことで
後半に一気に下界に近づくので
急なことこの上なく。。

そして今、今日の歩数を見てみたら
16.1キロでした!
昨日の八鬼山峠と山越えで言ったら同レベルの長さです。
(今日は3つの峠とヨコネ道を合わせて、だけど)

朝8:35から16:40までの約8時間。
16.1キロの歩き旅。
ちょっと、あまりに体が疲れたので
明日はお休み日にしようとゲンさんと決めましたニコニコ

ゆっくり眠ります〜

へつづく


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