どこへ行くのかな?

 

 

 

恒例の秋の旅行、行先は

昨年と同じく、岡山・真庭にある「わんこあん」さん。

 

 

 

(↑これは去年の写真)

 

 

 

 

ひろびろ~

 

 

 

ここの魅力はなんといっても

 

 

全部屋についている温泉!

 

 

 

 

と足湯!

 

 

つかりながら、目の前を流れる川や

気持ちのよい景色を眺めることができます。

 

ひたすら

ぼーーーーーっと。

 

 

夜はこんなふうにライトアップされます。

 

 

 

 

 

お宿の前にある大きな広場で

マナも楽しそうに駆け回っていました。

 

 

 

 

 

部屋でも、くつろいで爆睡です。

 

 

 

 

 

ごはんは、地元の食材を使った

お刺身、豆乳鍋、揚げ春巻きや牛ステーキなどなど

デザートまでどれもほんとにおいしく

見た目も美しく

 

 

 

 

マナも興味津々でした(笑)

 

個室で食べるので、マナもソワソワせずに過ごせて

人間もゆったりできます。

 

 

 

 

去年と同じく、今年もハロウィンの時期なので

いろいろとコスプレができるようになっていて

服や被り物がてんであかんマナにもちょっと着せてみると

 

 

 

やっぱり固まってました。

 

 

 

 

 

やる気まるでなし。

 

 

 

 

 

これは去年の写真。

 

むっちゃブッスーとしてます。

 

 

 

 

 

翌日の朝ごはんも豪華でした!

これは鍋のように見えるけどお味噌汁です。

 

 

とにかく、のーんびりしてきました。

 

スタッフのみなさんも、とっても優しくて

マナをかわいがってくださいました。

ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新海誠監督の「天気の子」観てきました。

ちょっとネタバレ注意ね。

 

 

すごく壮大なストーリーやスケールなんだけど、

同時にすごいパーソナルなテーマもありそう。

これ、観た人によっても変わってくるんじゃないかと思います。

 

まだボーゼンとしながら、なんとなく見えてきたもの。

書き留めておきたいと思います。

 

 

 

私が子どもの頃に見ていたアニメって

ザ・ヒーロー、ヒロイン!みたいな

すごい力があったり、むちゃくちゃ美しかったり

完全無欠っぽい、けどちょっと葛藤もあり、

っていう憧れの存在になりそうなキャラクターも多かったような気がするのですが

 

 

 

新海監督の作品に出てくる人たちは

たとえすごい力があっても

ごくごくフツー、クラスで隣にいそうな子、

もっと言ったら、ちょっと出遅れていて

自信なさげなところもあったり。

孤独感がにじみ出てたり。

そんな人が多くて

 

 

この作品では、それぞれの人の状況・背景が

はっきりと書かれていない、チョコチョコ出てくるだけ。

でもいろいろ抱えているのはわかって

どこかモヤモヤしている感じ。

 

でも、時々投げ出したくなりながら

懸命に生きている。

 

そして、モヤったまま、思い切り突っ走る。

 

 

 

そういうところに、観ている人はどんどんひきこまれるのかな・・・

私はそうでした。

状況や程度は違えど、このモヤ感、

自分と同じだなーって。

 

 

そして、周りの人にも、

話してくれない限り、知らんかった!という事情が

いっぱいあると思う。

 

 

 

自分を含めて、人って、

家庭や仕事、学校、

人間関係、体のこと、心のこと、

いろんなとこでモヤって、

 

そんなとき、これをクリアしてから次に行きたいんだけど、

これさえなかったらな、

あれさえあったらな、

そんなことを思いながら、ジタバタして

 

自分ではどうしようもないことだったり、

逆に、自分さえこうすればいいのに、

それがなかなかできなくて自分にイライラしたり

 

スパーっとキレイにしてから、

って思っても、次から次へ何かと出てきて

いつまでたってもスパーっとならない。

 

 

そんな自分だから、

何か生きてる意味が欲しいな、

存在意義が欲しいな、

人に喜んでもらえるようなものがあればいいな、

と思うけど、

それはほんとうに自分が望んでいるものなのか?

という葛藤もあったり

 

 

 

でも、

それでも、そのときの自分でちゃんと選んで

生き続ける。

そんな強さが、作品からすごく伝わってきた気がします。

 

 

モヤりながらでもいいんだ。

 

何が正解なのか、わからなくてもいいんだ。

 

なにもかも、明確にしてからでなくていいんだ。

 

そのとき行こうと思ったほうへ行こう。

 

 

 

そんな潔さに包まれた作品だった気がします。

 

 

 

だから、あーすっきりした!という感じではなく

あとでジワジワ来るんだわ・・・(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結構長いこと歌ってきましたが

 

 

記憶にある範囲では、2回だけ

出るはずのない高音が出たことがあります。

 

 

そのうち1回は、7年くらい前かな・・・

 

スタジオでバンドのリハをしていたとき、

曲中でちょっとフェイクするところがあり、

あまり考えず自由に歌っていたら

 

ん?

 

なんかいま

えらい高い声じゃなかった?

 

 

 

気のせいかな・・・と思いながら

あとで録音を聴いてみたら

鳥のような声が入っていました(笑)

 

自分の音域ではありえないんだけど。

どうやって出したのかな、と思って

いろいろやってみたのですが、出ない。

 

 

 

 

もう1回はわりと最近。

 

 

コーラスをやっていたのですが

オリジナルの音源では、黒人のカッコいいおねえさんが

ソロっぽいコーラスをやるところがあって

 

あー、ここは高くて自分の音域では無理だな、

ちょっと下げよう、と思って

一部メロディを変えて歌っていました。

 

ところが、スタジオリハで一度だけ

ふと、元のフレーズを歌ってしまい、

 

 

 

あれ?出た?

いや・・・気のせいかな・・・

と思いながら、あとで録音を聴いてみたら

 

出てる。

 

どうやって出したのかな、と思って

いろいろやってみたのですが、出ない。

 

 

 

 

 

この2回に共通していたのは・・・

 

 

ちょっとボーっとしてたときだったことです(笑)

 

 

スタジオで何時間かリハしていると、

ふと、集中が途切れるときがあって

たぶん、そんなときだったと思う。

 

 

 

 

さらに思い出したのは、小学生のとき(えらい遡る)

 

 

私は鉄棒の逆上がりがどーしてもできなくて

そのまま小学6年生になり、

なんか知らんけど、卒業までにできるようになりたい!!

と思ってむっちゃ練習しました。

 

 

毎日、学校の校庭や公園にある鉄棒で

友達や親についてもらっていろいろ教えてもらって

何回も何回も練習したけど、どーしてもできない。

 

 

そんなある日、放課後いつものように鉄棒に向かい

そばには2~3人の友達がいてくれました。

 

その日、友達のひとりが何か鉄棒とは関係ない話をし始めて

なんかそれで盛り上がっていて

私もふんふんと聞きながら、なにげに

鉄棒を握って、パンと足を蹴ってみたら・・・

 

 

あれ?できた?

 

 

 

周りの友達も、誰も気づいていない(笑)

 

 

なんか、できた気がするからもう1回やっていい?

って言って、パンと足を蹴ってみたら・・・

 

できた。

 

 

 

やるぞやるぞ、絶対やるぞ!と思っていたときは

できなかったのに

なんとなくやったら、できた。。。

 

 

 

なんていうか、緩んだときに

こんなことが起こるんだなって思いました。

 

 

 

といっても、毎日練習していたからだと思うし

何もせずに急にできるようになるというわけではないと思うし、

 

ボーっとしてたら高い声出るんやと思って

ボーっとするぞ!と意識した時点で

全然ボーっとしてないし(笑)

本番でボーっとするのは難しいしね。

結局精進するしかないのですけれど。

 

 

 

けれど、人って、

自分が決めた限界の中で生きてるのかもしれないなー

って思うような出来事、ありますね。

 

 

ときには、ゆるめてみよ。