何故 指を伸ばすのか？ その１

篠笛や龍笛などの日本の横笛は、指孔の開閉で音程をコントロールします。
横笛ではないですが尺八もそうですね。

それに対して、フルートやサックスはキイの開閉で音程をコントロールします。

キイのついたフルートでは、指の第一関節をしっかり折って指先でキイを押さえるのがが基本の正しい指の使い方です。
この指の使い方はパソコンのキーボードでも、ピアノの鍵盤でも共通するものがありますね。
また、手首も少し折って立て気味、肘は真下を向いてるフォームが一般的だと思います。

対して、篠笛、龍笛、その他、日本の横笛では・・・・・
指の第一関節をなるべく伸ばす、（特に左手は）手首を折らず、手の甲と前腕がほぼ一直線にする。
ゆえに肘から指先まで、ほぼ一直線。

懐を深くして肘は張り気味の位置取り。
 

そうです。
和笛では、指・手・腕のフォーム・ポジションが、フルートの場合とは 真逆の面があります。
※述べたフォームは流派・地域・奏者個人により違いはあります※

次回以降の投稿で、この点を少し掘り下てみたいと思います。

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5月の横笛（篠笛/龍笛）教室・サークルの開催日程（2025年）

ゴールデンウィークもいよいよ中盤ですね。

各地ではイベントが盛り上がりを見せていて、賑やかな雰囲気が伝わってきます。
この投稿をご覧くださっている皆さんの中にも、イベントに出演されたり、ご参加されたりしている方がいらっしゃるのではないでしょうか？
それぞれに、素敵なゴールデンウィークをお過ごしですか？

■2025年月の教室・サークルの日程■

◆チャクラ教室☆ 大阪市北区菅原町

アジアン雑貨カフェ チャクラ

https://www.chakra-jp.info/

5月6日(火)

・19:00～20:00 篠笛3,630円

・20:00～21:00 龍笛3,630円

*別途ドリンク代

次回 6月10日(火)です。

※5月のみ第二火曜日ではなく第一火曜日、

6月から通常どおり第二火曜日になります。

GWの最終日になりますが、是非ご参加くださいね。

◆八幡サークル（竹音の会）☆ 京都府八幡市

5月20日(火)19:00～20:30 篠笛

27日(火)19:00～20:30 篠笛

次回は 6月3日(火) 17日(火）24日(火)です。

◆枚方サークル☆ 大阪府枚方市

5月4日(日）13:00～14:45 篠笛

5月 18日(日）13:00～14:45 篠笛

次回 6月は 追ってお知らせいたします。

◆モックユーサークル☆ 大阪府寝屋川市

5月20日(火)13:00～14:00 篠笛

次回は 6月24日(火)です。

※5月のみ第四火曜日ではなく第三火曜日、

6月から通常どおり第四火曜日になります。

◆天人教室（天音舎）☆　大阪市北区中崎町

5月9日（金） ・19:00～20:00 篠笛

大人4000円　子供（中学生以下）2,200円

大人は参加費に加えて、カフェで1ドリンク注文お願いします。

次回は 6月13日(金)です。

※この教室のみ篠笛六本調子使用、他の教室は八本調子です。

※会場の所在地・レッスン料等、記載のない詳細はお問合せください。

★横笛（篠笛・龍笛・高麗笛・神楽笛）、リズム、雅楽講座、演奏者のための身体ワークの個人レッスン・レクチャー等も承ります。

★個人レッスンでは、ディスカッションしながら　一人ひとりのご希望・目的、個性・体質（身体性）などにより、レッスン内容をカスタマイズしています。

是非お気軽にお問い合わせください。

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『基礎を徹底する』という表現について

『基礎を徹底する』という表現が、私の意図を正しく伝えているか？は少し迷うところがあります。
というのは、この言葉から体育会的な『努力と根性』の世界をイメージされてしまうかな？と。

例えば――

走り込みで体力や心肺機能を鍛え、腹筋運動とロングトーンで呼吸筋を鍛え、音の安定を図る。
スケール練習をひたすら繰り返して運指を磨き、忍耐力と根性を培う……
まさに学校の吹奏楽部の部活などのような鍛錬スタイルを連想させそうですね。

もちろん、健康維持のための適度な運動は大切ですし、運動が好きな方は、走り込みでも筋トレでも楽しんで取り組めば良いでしょう。
運動嫌いな方は、せめて散歩や軽いストレッチでも。
特にストレッチに関しては、ある程度は習慣づけた方が良いかもしれませんね。
ただ、腹筋運動は、楽器演奏や歌唱に必要な呼吸筋とはあまり関係がないかと思っています。

スケール練習は、私もするし有効ですが・・・あまり深く考えずに、ただガムシャラに量をこなすような練習はオススメしません。
この点については、また改めて掘り下げてお話ししましょう。

私のいう『基礎を徹底する』というのは、上記のように一般的に思われている基礎鍛錬とは違います（その要素は全く無いわけではないですが）。
『理を知る』ということ、原理を理解しながら感覚化し身体に落とし込んでいくことです。

教室では、なるべく簡単で実践しやすい方法を紹介しています。
個人レッスンではその方の段階に個性を見極めながら内容を調整しています。

原理の要素は、前回、前々回投稿に、項目だけ挙げているのでご一読ください。

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