サブリース契約の真実|家賃が下がり続ける仕組み
「空室リスクゼロです」「毎月一定の家賃が入ります」——この言葉を信じてサブリース契約を結び、後から地獄を見るオーナーが後を絶ちません。サブリースは構造上、オーナーが“必ず”不利になる契約です。
■結論
サブリース=「家賃保証契約」ではなく
家賃“改定自由”の転貸契約。
■サブリースの仕組み(3行で理解)
1. 管理会社は空室リスクを負わない
→ 家賃改定で調整できる。
2. 家賃改定の下限が無い
→ 8万→6万→5.5万 と下がり続ける。
3. 解除も事業者裁量で可能
→ “やむを得ない事由”の曖昧条項。
■典型トラブル
30代会社員Cさん
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賃料保証8.8万
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3年後:6.8万へ減額
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返済7.3万 → 毎月 −1.5万赤字
契約書には「相当と認める場合」「やむを得ない場合」で改定可。
■契約前に見るべきポイント
✅ 改定の基準
✅ 下限額
✅ 解除条項
✅ 事業者の行政処分歴
■まとめ
サブリースは“リスク補償”ではなく“リスク転嫁”。
家賃が下がる前提で見ないと失敗する。