最近SNSのXを見ていたら映画「トップガン」(1986年)のことをポストしているのを見て「なんで今さら....」と思っていたら11月8日に地上波(日テレ系)で放送されていたんだね.....
これは今週11月15日に地上波初放映される予定の「トップガンマーヴェリック」(2022年)の放送に当たっての前振りだったというわけだ。
トップガンという映画については今までこのブログでも何度があげてきた、我々50代には胸熱な映画だ。
私も訓練でアメリカにいるときにこの「トップガンマーヴェリック」を映画館で見ることができた。
その後飛行機(エアライン)の機内映画やWOWOWでも何度か見た。
やはりパイロットには胸を熱くさせるような映画だった。
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新旧トップガン見比べてくれたらわかると思うが、トム・クルーズの役が全く対照的だ。
1作目の時は若いだけあってマーヴェリックのとんがり具合が半端ない。でも2作目は教官という役だけあっておとなしめ、というか若い連中にいじられていたりしてちょっとダサい場面があったりする。
ぼさぼさの頭で水を飲んだり、
若いパイロットたちに放り出されたり、
アイスマンとの会話で涙ぐんだり、
恋人の家の二階から飛び降りてこけたところをその恋人の娘に見られたり、
そして、上官に説教されたり、
2作目「トップガンマーヴェリック」では1作目の音楽をそのまま使ったり、似たようなシーンを入れたりして若いころ1作目を見た我々50代にはたまらないという要素ばかりが注目されがちだったのであるが、私はどちらかというと上であげたちょっとダサいところを入れた50代のマーヴェリックにとても共感したものだ。
アイスマンのように海軍で上り詰めたわけでもなく、どちらかというと出世しきれなかったポジションにいて50代にて中間管理職状態。それでもって海軍のトップレベルの若手パイロットという「猛獣」に近い連中をまとめる教官をしなくてはならない。そんな猛獣たちと時には悩みながら、時には迷いながら対峙していく。最後には彼らに助けられながら困難なミッションを成功させる。
世の50代の社会人はほぼほぼ同じような境遇に立たされているのではないだろうか?
プライベートジェットの機長として海外で働いていると、一緒に飛ぶパイロットたちは個性が強い者が多い。
まあ、そのような性格でないと自己責任で働く海外ではやっていくことができないんだろうな......
そんな個性が強い者たちと一緒に仕事をしていく上でガチンコでぶつかっていたらやはりストレスになるし、第一仕事にならない。そんな世界でもストレスを少なくしながら生き延びていくためにこの2作目のマーヴェリックを見習おうと思ったのだ。
だから、ちょっとダサかったりしても、若い連中に教えてもらうこともあったりしても、悩んだり迷ったりしても、ハッピーエンドで仕事を終わらせる、そんなパイロット(機長)であり続けたいと思っている。
"Thank you for saving my life!"
最後に出てくる一番感動したセリフだ。
今週金曜日、11月15日夜9時から地上波初放映される「トップガンマーヴェリック」。
是非そんな視点から見ていただいても面白いのでないだろうか?
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