さて、前回の記事で書いた通り、我々はポートモレスビーにて他のパイロットたちに引き継ぎ、彼らはタヒチへ旅立った。
では我々はどうするのかというと、彼らが戻るまでの間2週間ここポートモレスビーで待機するわけではなく、他の乗務が中国本土であるためにエアラインで一度基地へ戻ることになっている。
このポートモレスビーという街は皆さんにもなじみがないと思うが、それはその通りでこの地から世界の主要都市に行くエアラインが非常に少ないからなのだ。
そのため、私の基地へ帰る香港行きの直行便が週に3便しかないため、次の直行便が出るまでポートモレスビーにて2泊してから戻ることになった。
ポートモレスビー自体はそれほど見るような場所がなさそうなのだが、ツアーに参加して遠出してしまっても帰ってこれなくなると困るので近所を散策してみた。
ポートモレスビーは例えて言うとアフリカ(エチオピアとかケニヤ等)を訪れた時のような気分にさせる場所だ。
青い空と埃っぽい赤土の土地、そして黒い肌の人たちの体臭.......(笑)
東洋人顔の私が歩いているとやたらとジロジロみられて、叫び声をあげられる。
(私なんか彼らに比べたら超美白肌だから目立つんだろうね)
うーん、あまり快適ではないな。
外国人の女性は決して(昼間でも)一人で外を歩いてはいけない。
ポートモレスビーの治安の悪さで有名(?)なのは「ラスカル」と名付けられたギャングだ。
↓こんなかわいいギャングじゃないよ(笑)
・お店やレストランに出没し、拳銃で人々を脅し、お金を持って逃げた。
・運転中に車に飛び乗ってきた。
・車や家のドアや窓から侵入し金品を奪った。
・車に乗車する時にラスカルに囲まれ、そのまま人質とされ、金品を奪われた。
・運転中に石やレンガを投げられ、駐車すると囲まれ脅され金品を奪われた。
などなどをするらしい。
抵抗すると容赦なく刺したり発砲したりするらしいから気を付けた方がいい。
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道端にこんなどぶ川のようなものがあったのだが、
その水で体を洗っている人たちがいるわけで.......
衛生状態は推し量るまでもない。
アフリカと同様、この国も中国資本が幅を利かせているようだ。
2018年にはここでAPEC首脳会議が行われた。
まだ置きっぱなしだったよ。
これは市役所。
左の写真はパプアニューギニアの首相・ジェームズ・マラぺ氏だ。
ここでみんな小型のバスを待っている。
行先とかわからないので外国人の私としては乗る気にはなれないなあ。
ホテルの近くに大きなショッピングモールがあったのでそこに入ってみよう。
なにかお土産でも見つけられるかな??
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