ルフトハンザ・グループのLCC(低コスト航空会社)、ジャーマンウイングスが運航するスペインのバルセロナからドイツのデュッセルドルフへ向かう9525便(エアバスA320型機)が現地時間3月24日午前、フランス南東部に墜落した。
乗客144人と乗員6人の計150人が乗っていたが、機体の残骸の状況から全員死亡したようだ。
乗客の中には2名の日本人が含まれていたという情報もあるが、まだ確認されてはいない。9525便は、定刻より26分遅れの午前10時1分にバルセロナを出発。飛行時間は1時間40分弱を予定していた。出発から約30分後、高度3万8000フィート(約1万1582メートル)から何らかの理由で高度が下がり始め、墜落したとみられる。
フランスの航空当局は25日、現場で回収した旅客機のボイスレコーダーから音声ファイルを取り出したことを明らかにした。
そのボイスレコーダーの解析により、一旦トイレに行くためにコックピットから出た機長を副操縦士が締め出していたことが分かった。
(現在の航空機のコックピットのドアはテロリストに侵入されるのを防ぐために内側からカギをかけることができるようになっており、これをかけると絶対に開かなくなってしまう)
機長がドアを激しくたたき、開けるように求めたがそれに取り合わず自ら機を墜落させたようだ。
墜落させた容疑をかけられている副操縦士アンドレアス・ルビッツ(27)。
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副操縦士のパイロットとしての飛行時間は630時間とまだ駆け出しだ。
(機長資格を取るためのライセンスを取るまでには通常1,500時間が必要とされる)
フランスの当局はルビッツ容疑者のアパートの家宅捜索を開始した。
事故はあっというまに事件に発展し始めた。
このようなパイロットの意図的な墜落というのは意外と過去に発生している。
1.1997年のシルクエアー(シンガポール)185便
2.2013年のLAMモザンビーク航空470便
3.1994年のロイヤル・エア・モロッコ630便
4.1999年のエジプト航空990便
そして、日本人にとってはこの墜落が一番印象に残っているだろう。
1982年の日本航空350便
いわゆる「日航羽田沖墜落事故」「日航逆噴射事故」と呼ばれているもので、妄想性精神分裂病にかかっていた機長が着陸直前にエンジンを逆噴射させ、羽田沖に墜落したというもの。
日本ではこの事件をきっかけにパイロットに義務付けられた「航空身体検査」が航空会社より独立した機関により行われるようになった。
今回のジャーマンウィングスの事件もどうして副操縦士が墜落させるという行為をしたのかは当局の捜査を待つしかないだろう。
仮にコックピットのドアのカギをかけられても開けることができれば今回の悲劇は防ぐことができた。
しかしそうなると今度はテロリストの侵入の余地を作ってしまうことになる。
また、たとえ機長がコックピットの外に出なかったとしても、このような異常な行動をする人間なら、コックピット内にいた機長を殺して自ら墜落させることも十分可能だろう。
まずはこのような異常な人間がそもそも乗務できないように未然に防ぐしか方法はない。
フランスの航空当局は25日、現場で回収した旅客機のボイスレコーダーから音声ファイルを取り出したことを明らかにした。
そのボイスレコーダーの解析により、一旦トイレに行くためにコックピットから出た機長を副操縦士が締め出していたことが分かった。
(現在の航空機のコックピットのドアはテロリストに侵入されるのを防ぐために内側からカギをかけることができるようになっており、これをかけると絶対に開かなくなってしまう)
機長がドアを激しくたたき、開けるように求めたがそれに取り合わず自ら機を墜落させたようだ。
墜落させた容疑をかけられている副操縦士アンドレアス・ルビッツ(27)。
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副操縦士のパイロットとしての飛行時間は630時間とまだ駆け出しだ。
(機長資格を取るためのライセンスを取るまでには通常1,500時間が必要とされる)
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事故はあっというまに事件に発展し始めた。
このようなパイロットの意図的な墜落というのは意外と過去に発生している。
1.1997年のシルクエアー(シンガポール)185便
2.2013年のLAMモザンビーク航空470便
3.1994年のロイヤル・エア・モロッコ630便
4.1999年のエジプト航空990便
そして、日本人にとってはこの墜落が一番印象に残っているだろう。
1982年の日本航空350便
いわゆる「日航羽田沖墜落事故」「日航逆噴射事故」と呼ばれているもので、妄想性精神分裂病にかかっていた機長が着陸直前にエンジンを逆噴射させ、羽田沖に墜落したというもの。
日本ではこの事件をきっかけにパイロットに義務付けられた「航空身体検査」が航空会社より独立した機関により行われるようになった。
今回のジャーマンウィングスの事件もどうして副操縦士が墜落させるという行為をしたのかは当局の捜査を待つしかないだろう。
仮にコックピットのドアのカギをかけられても開けることができれば今回の悲劇は防ぐことができた。
しかしそうなると今度はテロリストの侵入の余地を作ってしまうことになる。
また、たとえ機長がコックピットの外に出なかったとしても、このような異常な行動をする人間なら、コックピット内にいた機長を殺して自ら墜落させることも十分可能だろう。
まずはこのような異常な人間がそもそも乗務できないように未然に防ぐしか方法はない。
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