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6.インターネットでプライベートジェットの予約はできるのか?
最近では各社のエアラインのチケットを比べるようなサイト(Expedia、Skyscanner、日本なら楽天トラベルなど)に似たようなプライベートジェット版のサイトがあったりする。
しかし、プライベートジェットのその特性上、旅程や食事等を含め特別な要望などはやはり電話やemailなどで何度かやり取りする必要がある。
7.「Empty leg(空フライト)」とはどのようなものか?そしていくらくらいかかるのか?
Empty legというのはお客様が乗らないフライトのことだ。
とある調査によるとプライベートジェットによるフライトの約3分の1がempty legだったという結果もある。
もしあなたのスケジュールがフレキシブルであるのならこのempty legを利用してみるのもいいかもしれない。もちろんコストは大幅なディスカウントが期待できる。
だがやはり、そこには大きなリスク(キャンセル等)があることを承知の上で利用してもらいたい。
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8.プライベートジェットブローカーを利用すべきだろうか?
ブローカーは通常7%の手数料を取る。しかし、ブローカーは航空機オペレーターから安く仕入れることが多いので、価格的にはブローカーもオペレーターも大差はない。
プライベートジェットを常に乗りこなしているような方は直接オペレーターと契約した方がいいだろう。
しかしプライベートジェットのことをあまり知らないようなら、ブローカーから適切なアドバイスをもらいながら(通常は無料)決めた方がいい。
航空機オペレーターは運航できる航空機の数が少ないことが多い。そのような小さなオペレーターの情報をまとめてベストなプランを提案してくれるのがブローカーなわけだ。
9.プライベートジェットブローカーはどのようにして選べばいいだろうか?
残念ながらプライベートジェットブローカーの業界は国によって規制されているわけではない。このような事情はどこの国でもほぼ同じだ。
やはりその時は、この業界を良く知っている人からの情報が頼りになる。
10.航空機オペレーターはどのようにして選べばいいだろうか?
航空機オペレーターはブローカーとは反対に各国政府の認可のもとで運航ができるようになる。そのあたりはエアラインと同じだ。
さらに追加するのであるのなら、保険会社からの監査が入っているかどうかという点だ。それを見ることにより安全に運航しているかどうかがわかる。
航空機オペレーターの確認方法としては、ウェッブサイトを見たり、直接出向いてみてもらいたい。そして、遠慮なく以下のような質問をぶつけてみてほしい。
・誰が航空機の整備をしているのか?
・どの程度の間隔で整備をしているのか?
・どこで整備は行われているのか?
・クルーの訓練はどのように行われているのか?
11.どれくらい前までにプライベートジェットを予約すべきだろうか?
これは非常に難しい問題だ。
混雑の具合ひとつとっても状況により大きく変わる。
3日前に予約可能な時もあれば3か月前でもダメな時がある。
エアラインと同じく、ホリデーシーズンはプライベートジェットでも予約が取りにくくなる。
さらに向かう目的地の国のルールの影響を受けることもある。例えば中国への出入りには少なくとも2~3日前に当局の許可を受けなくてはならないし、イタリアへ入るには一週間前には届け出る必要がある。
インドへの着陸なら15就業日前、インドネシアなら7就業日前までに届け出なくてはならない。
つづく
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