第二章 パイロットをあきらめない 2 | プライベートジェット機長が見た「超」大富豪の投資の世界

プライベートジェット機長が見た「超」大富豪の投資の世界

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大富豪の象徴であるプライベートジェットの機長として日本人で唯一、
世界最速で大富豪を生み出す国・中国でフライトをマネージする
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大学院に進学する上でも試験がある。

「パイロットになるために大学院に行く」という動機のもとで受けた試験でも無事合格することができた。

たぶん、やさしい試験だったんだと思う(というかなあなあな試験だったんだろう)。





大学院への進学試験と平行して赤い航空会社に連絡を取り始めた。

「パイロットになるための試験を受けたい」と。



後で知ることになるのだが、当時の航空会社もバブル景気絶頂の影響を受け、とにかくパイロットが足りない状態だった。

というか受験する学生を確保するのにも苦労をしていた。




絶対数の受験学生を集められなければ、そもそも必要な人数を確保するのが難しい。



「大学院に進学するのですけどパイロットの試験を受けたい」というとすぐさま受験案内をおくってくれて、受験の手続きに入ってくれた。













私はひとつの解釈をしていた。



赤い航空会社の受験資格は「大学卒業見込み、または大学院修了見込み」となっていたのを「ああ、ようは一回社会人になって汚れちゃった人はだめなんだな。」というように解釈していた。



つまり、社会にでて就職してない人ならいいわけだ、と。








学生を卒業して就職した人たちは「既卒」として扱われる。

ちなみに青い会社は当時も「既卒」の人をパイロット要員として募集をしていた。



赤い会社ではそれはなし。

まさに上から目線。

「うちは汚れちゃった人は要らないです」といわんばかりだ。



ところで私はまだ社会にでて就職していない。

大学院という「無菌室」を選んだわけだ。



だから無菌室を正式に「修了」しなくても、つまり「中退」でも無菌状態だからいいでしょ?

と考えていた。

大学卒業の資格は持っているわけだし。





そして赤い会社に連絡をしたら「試験を受けに来てください」とのこと。





ほ~ら、私の考えに間違いはないだろう?





と意気揚々と試験を受けに行ったのだった。





つづく



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