首都圏 マンション 7月の市場動向
リオデジャネイロオリンピックでの日本選手達の活躍に胸が躍ります。
日の丸を背負っての健闘に歓喜と感動のあまり、
思わず眼頭が熱くなるシーンも数多くあります。
若い選手達の活躍で、2020東京オリンピックに弾みがつきましたね。
さて、首都圏の7月マンション市場動向ですが、
中古マンションと新築マンションで明暗を分けているようです。
【新築マンション】
不動産経済研究所が発表した7月の首都圏新築マンション市場動向
● 発売戸数 3,317戸 前年同月比 30.7% 減
● 1戸当り平均価格 5,656万円 前年同月比 5% 下落
● 契約率 63.3% 好不調の分かれ目:70%を2ヶ月連続で割った
(読売新聞より引用)
・ 新築マンション販売価格は高止まりが、前年同月比 1戸当たり 297万円下落
・ 5月まで 12ヶ月連続で上昇していた販売価格も 6月から下落している
・ 地域別動向 契約率
東京23区 56.5% 埼玉県 62% 千葉県 60%
・ 人気だったタワーマンションも、国税庁の相続税評価額の見直しや
円高株安の影響で富裕層、海外投資家達が様子見をしているようだ。
【中古マンション】
一方、好調なのが中古マンション市場
東日本レインズ 7月度 サマリーレポートによると
● 成約件数 3,190件 前年同月比 13.6% 増
● 1戸当たり平均価格 2,999万円 前年同月比 4.5% 上昇
● 平均 ㎡単価、 成約価格ともに
2013年1月から 43ヶ月連続で前年同月比を上回っている
● 首都圏中古マンション市場
・ 7月の新規登録件数 16,174件 前年同月比 9.1% 増
2015年1月から19ヶ月連続で前年同月比を上回っている
・ 在庫件数 41,638件 前年同月比 18% 増
2015年6月から 14ヶ月連続で前年同月比を上回っている
● 地域別動向
7月の地域別成約件数
・ 東京都 1,289件 前年比 13.1% 増
4ヶ月連続で前年同月比を上回っている
・ 多摩地域 303件 前年比 14.3% 増
・ 神奈川県
・ 横浜川崎 587件 前年比 8.5% 増
・ 他の地域 212件 前年比 7.1% 増
・ 埼玉県 383件 前年比 17.8% 増
・ 千葉県 416件 前年比 22.7% 増
新築マンション、中古マンションを比較してみると、
価格高止まりの「億ション」への富裕層購買力が鈍り
立地条件の良い中古マンションは、
新築同様にリノベーションした再販物件も多く
一般消費者に人気を呼んでいるようですね。
高値の新築マンションより
新築同様のリノベマンションを選ぶ
消費者が多くなってきているのではないでしょうか。
皆様方の応援クリックに感謝し、励みにしています。
それでは また お会いしましょう。 (^-^)ノ~~