小泉八雲記念館、山陰の旅・・・⑫
東京は今日も寒い日が続いています。
青く晴れ渡った冬空が、空気の乾燥と冷たさを物語っていますね。
さて、山陰の旅、今日は小泉八雲記念館です。
松江城の城下町 「縄手大通り」で武家屋敷を見学した後、
その足で “小泉八雲記念館” へ、・・・
小泉八雲 (本名:パトリック・ラフカディオ・ハーン/ 1850~1904)
ギリシャで生まれ、アイルランドで育ち、19歳でアメリカへわたりジャーナリストとして活躍。
39歳で特派員記者として来日。その後、島根尋常中学・師範学校の英語教師として松江へ赴任。
武家屋敷の娘:小泉セツと出会い結婚。その生涯を日本で終える。(享年54歳)
16歳の時に左目を怪我して視力を失い、写真を撮られるときは顔の右側をカメラに向け、
右側からの顔やうつむいた写真が多いと言われています。
小泉八雲の文学作品は数々ありますが、
「むじな」 「耳なし芳一」 「夜光虫」 「雪女」 等々・・・ 有名作品が多いですね。
秋晴れのこの日は大勢の観光客が、
訪れていました。
記念館の中には、来日した時の服装、帽子・三つ揃いの背広、大きな革製のバッグ、等々
教師時代の机椅子、ちりめん本、竹細工の虫かご、等々・・・・・
が展示され、生い立ちから来日後の生活が手に取るように伺えます。
小泉八雲記念館の前の縄手大通りをはさんだ堀川沿いに銅像があります。
堀川沿いに、遠く彼方を見つめているようですが、
生まれ故郷のギリシャでしょうか、あるいはアイルランドを偲んでいるのでしょうか、
小泉八雲の文学作品に登場するそれぞれの主人公達との会話を
楽しんでいるように見えるのは私だけでしょうか
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それでは また お会いしましょう。 (^-^)ノ~~