菅直人前首相、「脱原発」について語る
九州地方は大雨のようですが、関東地方は梅雨だと言うのに
雨の少ない毎日で、蒸し暑い今日このごろです。
昨5日、東電福島原発事故調査委員会は、
「原発事故は自然災害ではなく明らかに人災だ。」
と断定しました。
7月4日、第35回 REB-1000社の会に参加しました。
大飯原発再開が色々と取り沙汰されている中、福島原発事故調査の最終報告の前夜、
日本のエネルギー問題を考えるタイムリーな内容でした。
いつもながら代表世話人の清水修司氏の人脈の多さと多才さに感心しております。

基調講演:「原発に依存しない新しいエネルギー社会とは!」
講師:菅直人前首相

まさに 3.11当日の地震発生のあの瞬間の様子から話に入り、そして、
この福島原発事故は、3.11より以前から起こるべきして起こったと語り始めました。
原子力発電所は、もしもの事故やリスクを検証せず 、「安全」そのものという概念に先立ち建設
されてきた。 福島原発は35mの高台を10mにまで切土し建設された。
その上、もしもの事故に対する危機管理体制、対応マニュアルが全く出来ていなかった。
事故に対する話は東電内部ではタブーとされてきた。
福島原発の放射能事故を目の当たりにし、
安全なエネルギーは無いと感じた、とリアルに語ってくれました。

「脱原発ロードマップ」を示しながら、
原発に替わる“再生可能エネルギー”、発送電の分離、の早期実現をすべきだ。
「今年は “再生可能エネルギー”元年となるだろう。」と説いていました。
第二部
菅直人前首相へ :清水修司氏のインタビュー形式
清水氏の巧みな話術でホンネの話を聞き出し、菅前首相から大変興味深い話も飛び出しました。

総理の時と違って、
菅直人前首相の顔にはにこやかさも戻り、答弁も歯切れ良くなっておりました。
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それでは また お会いしましょう。 (^-^)ノ~~