新築オフィスビル「2012年問題」、
渋谷ヒカリエは“例外中の例外”
花曇りの空から 時折 日差しがこぼれ すっかり春の陽気です。
桜の花もまばらとなりましたが、新しい緑が芽吹き始めた東京です。
都心のビル再開発ラッシュで 不動産業界ではかねてより空室増が懸念され、
オフィスビルの「2012年問題」と言われていました。
そんな中で、今月26日に開業する渋谷ヒカリエビルが 「竣工前、満室稼働」となり、
“例外中の例外” という記事が、本日発売の日経ビジネスに出ていました。
(日経ビジネスより抜粋引用)
東京都心のオフィスビル市場は、昨年から大型ビルの竣工が相次ぎ供給が一気に増えている。
「住友不動産新宿グランドタワー」、「東武スカイツリーイーストタワー」、
東京駅前の郵便局跡の「JPタワー」 等々が完成し、2012年だけでも貸室総面積:2000坪以上の
オフィスビルが約30棟竣工する予定である。
(日経ビジネスより引用)
4月26日開業予定のヒカリエは、劇場やホールなど建築中から話題を呼んでいた。
テナントの入居状況は、横浜のプロ野球チームを買収したあの ディー・エヌ・エー、
ライブドアを買収した韓国ネット大手 N H N の日本法人、K D D I などが入り、
全フロア満室で開業稼働するようだ。
建てれば入るという都心ビル神話も、今は昔。
賃料値下げや、フリーレントなどでオーナーが身を切るのが当たり前のこのご時世、
新築ビルの平均空室率は 38%に上るというのだ。
ネット関連企業、医療関係といった一部の好況業種を除けば、
ほとんどの業種がオフィスの拡張移転は見込めないだろう。
高止まりが続く新築オフィスの空室率、
頼みは景気回復、経済活性化による企業成長しかないのだろうか。
オフィスビル業界にも 大きな変化が訪れようとしているようですね。
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