基準地価に見る 「震災と原発事故が変えた地価と住まい選び !」 | 不動産投資顧問の知って得するブログ

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基準地価に見る


  「震災と原発事故が変えた地価と住まい選び!」




台風15号が午後にも東海・関東地方に上陸するとの予報で


昼過ぎから大雨が降り続き、風が強まってきている東京です。




9月20日、国土交通省が発表した、2011年の基準地価は予想通り大幅に下落していましたね。


全国平均:3.4%下落。全国平均は20年連続下落。



3,11から半年が経過し、東日本大震災の影響を織り込んだ初の調査となった今回の国土交通省の


基準地価の発表はこれからの不動産取引にも大きな影響を与えるでしょうね。




リーマンショック後、どん底に落ちた不動産住宅産業を持ちなおさせようと


住宅ローン減税、住宅エコポイント等が功を奏し回復のきざしを見せていた不動産市場


震災と原発事故の影響が直撃した形でしょう。



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  (日経新聞より引用) ※画像をクリックするとアップします。



震災被害の大きい岩手、宮城、福島3県では、土地取引の成立しない地域も多いようだ。


一方、西日本では地価は底堅い動きがみられ、大阪圏では上昇地点が前年より増え、


全国の上昇地点の約半数を占めたようで、地価は西高東低の傾向が強まった。



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  (日経新聞より引用)



首都圏では震災前まで人気の高かった湾岸エリア・・・


震災による液状化現象が目立った浦安市も大幅に下落、


他の東京湾エリアも下落幅が広がった。




消費者の住まい選び も大きく尺度が変わり、



活断層からはなれた場所、


津波の被害が想定される湾岸からはなれた高台の場所、


地盤のしっかり安定した場所、


より安全な場所へと変わっているようです。




家族との絆を求めて、


地震が起きても津波の心配のない場所、


原発からはなれた場所で


家族のつながりを深めた生活、暮らしをつくりだして行こう、


というマイホーム探しが目立ってきているようです。



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    15号台風が甚大な被害を出さないように・・・


    それでは また お会いしましょう。  (^-^)ノ~~